ウィザーズはネッツ戦で残り約10秒から5点差を逆転  米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、八村塁が所属するウィザーズが149-146でネッツに勝利し、連敗を4で止めた。第4クォーター(Q)残り約10秒から…

ウィザーズはネッツ戦で残り約10秒から5点差を逆転

 米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、八村塁が所属するウィザーズが149-146でネッツに勝利し、連敗を4で止めた。第4クォーター(Q)残り約10秒から5点差を大逆転。米メディアによると、試合残り10秒以下の時に5点差以上を追いかけているという条件で勝利したのは、過去25シーズンでは9件のみ。確率にして約0.04%の奇跡的な勝利であることを伝えている。

 試合終了間際の逆転劇だ。第4Q。残り約10秒で141-146で5点ビハインドのウィザーズは、ビールがリング正面から3ポイントシュート。見事決まり、攻守が切り替わる。すると、ネッツのリスタートで生まれた隙をマシューズがついた。エンドラインから出たパスをスティール。パスを受けたウェストブルックが3ポイントを決め、147-146とした。

 残り4秒を残しての5点差逆転。ウィザーズ選手は喜び、実況席も「ワォ!」「信じられない!」と大興奮だった。実際の動画を「NBA TV」公式ツイッターが公開。また、スポーツ専門局「ESPN」のスタッツなどを専門に扱うツイッターアカウントは、ウィザーズの勝利について以下のように伝えている。

「ウィザーズは残り10秒以下で5点を追いかけ、勝利した。これで、過去25シーズンで残り10秒で5点差以上を追いかけたチームは、9勝:2万3498敗となった。しかし、このようなカムバックは2夜連続で起きた(土曜日にポートランドがシカゴで)」

 試合終了残り10秒以下の時点で5点以上リードされたチームが逆転勝ちするのは、1月30日(同31日)にトレイルブレーザーズがブルズに勝利して以来、過去25年のシーズンでは9度しかないことだったという。確率にして約0.04%。現在4勝12敗とイースタン・カンファレンスで最下位のウィザーズだが、この勝利で波に乗れるだろうか。(THE ANSWER編集部)