2020年のテニス界で最も悲しかったニュースの一つは、長くファンから愛さ…

2020年のテニス界で最も悲しかったニュースの一つは、長くファンから愛されてきた32歳のカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)が、ホジキンリンパ腫と診断されたという発表だった。だがそのスアレス ナバロから、今度は嬉しい知らせが届いた。Tennis World USAが報じている。【映像】コートに練習復帰したスアレス ナバロ【動画】美しい!スアレス ナバロのバックハンド

2019年の末に、2020年がプロとして最後の年になると公表していたスアレス ナバロだが、シーズンはパンデミックのために中断。中断後の復帰のためトレーニングしていたが体調がすぐれず、病院に行ったところ思いもかけない診断を受けた。9月から化学療法を受け始めたが、幸いなことに治療は順調に進み、2021年1月25日の化学療法が最後となるそうだ。スアレス ナバロは語った。

「何もかもうまくいって、化学療法を受けるのもこれが最後。何週間か前からテニスも始めたの。最初は子供が使うような柔らかいボールで、でも今は普通のボールを使っているわ」

予定通りにいかなかった引退のシーズンをやり直す気持ちは、と聞かれてスアレス ナバロは答えた。「今は体調もとてもいいけれど、まだ疲れやすいし、戻れるかどうかはまだはっきりとは言えない。でももしできることなら、もう一度大会に出てお別れを言いたい」

「泣いたのは診断を聞いた最初の15分だけ。生きているといろいろ辛いことがある。でも世界を見れば、日々の糧を得ることさえ困難な人がたくさんいる。人生は楽しむためにあるの。人生は素晴らしいと思うわ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「フェドカップ」でのスペインチームで手を挙げているスアレス ナバロ

(Photo by David Aliaga/NurPhoto via Getty Images)