夏菜さんお気に入りのPUBGモバイルでのエモート(感情表現)「Dance Yaolan」PUBGをこよなく愛する夏菜さんフォト集>> 昨年11月、女優の夏菜さんの叫び声がYouTubeにアップされた。『夏菜歓喜!PUBGモバイルで最高ランク…


夏菜さんお気に入りのPUBGモバイルでのエモート(感情表現)

「Dance Yaolan」

PUBGをこよなく愛する夏菜さんフォト集>>

 昨年11月、女優の夏菜さんの叫び声がYouTubeにアップされた。

『夏菜歓喜!PUBGモバイルで最高ランク「征服者」になった瞬間!』と題された動画には、夏菜さんがモバイル向けゲーム『PUBGモバイル』をやり込んだ末に偉業を達成した様子が記録されている。

 PUBGモバイルは全世界でも人気のバトルロイヤルゲームで、無人島に降りた最大100人のプレーヤーが最後の1人、もしくは1チームになるまで戦うというもの。日本でもeスポーツタイトルとして大きな盛り上がりを見せており、2月13日からはNTTドコモが主催するプロリーグ『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON1』が開催される。

 ちなみに夏菜さんが獲得した征服者とは、全7ランクある最上位の「エース」ランクの中でさらに上位の500人のこと。夏菜さんは日韓エリアで総合466位を記録。日韓エリアは全世界にある6つのサーバーの中でも難しいエリアで、ランクが上がれば上がるほど上級プレーヤーが多いと言われている。

 休みの日は家から出ずにプレーし続けたという彼女のやりこみ度合いは相当なものだ。一体何がそこまで彼女を惹きつけるのか。ゲームへの思い入れを聞いた。

――まず、夏菜さんのゲーム遍歴を教えてください。

 最初にプレーしたのはスーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』です。少し空きますが、『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』(初代スマブラ)をプレーしたのを覚えています。一番好きなのは『ゼルダの伝説』や『ファイナルファンタジーX』ですね。パソコンでのオンラインRPGもプレーしていましたが、少しゲームからは離れていて、最近になって突然PUBGモバイルにハマりました。

――以前プレーされていたオンラインRPGとはまったくジャンルの異なるゲームですが、どのようなきっかけでPUBGモバイルを始めたのですか。

 昨年の5~6月あたりに旦那さん(※)が「これが面白いよ」と紹介してくれたんです。銃の撃ち合いには興味がなくて、最初はまったくやりたいと思わなかったんです。それでも誘われるので「仕方ない」と思ってプレーしたら、どハマりしました。それからは、暇さえあれば朝からPUBGモバイルをずっとプレーしています。プレー時間を確保するために、買い物も全部ネットで済ませるくらいハマっていますね(笑)。
※1月16日に結婚を発表

――オンラインで対戦することにハードルは感じませんでしたか。

 本当に興味がなかったので、逆にハードルは感じなかったんだと思います。もう、1試合目からハマりましたね。最初はCPU(コンピューターが操作するキャラクター)っぽい敵を倒して「気持ちいい!」って爽快感がありました。今までRPG一筋だったので、銃を撃つゲームにハマったのは自分の中では大事件でしたね。

――スマートフォンのアプリゲームは元々プレーしていたんですか。

『モンスターストライク』とか『パズル&ドラゴンズ』は暇な時間にちょっとプレーしていましたが、ハマっていたわけではありませんね。今振り返ってみると、なんで突然PUBGモバイルにハマったんだろうって思います(笑)。

――PUBGモバイルの魅力はどういう部分ですか。

 他のバトルロイヤルゲームをやったことがないのでPUBGモバイルならではなのかわかりませんが、課金しても強くなれるわけじゃないところですかね。「この人はこの武器を買ったから勝てる」なんてことがなく、強さに関わるのは自分の技術のみなので、練習すればうまい人にも勝てるようになるんです。自分の動き方や相手との駆け引きが楽しいです。

 頭を使うアクションゲームという感じなので、謎解きに近いと思います。ゼルダの伝説も謎解きが多くて、推理ものの『ダンガンロンパ』も好きでした。PUBGモバイルも、自分で立てた戦略がうまくいった時は謎を解いた時の気持ちよさに似ている気がします。ただ正面から撃ち合うだけじゃなくて状況を読んでグレネード(手りゅう弾)を投げたり、あえて一度逃げてみたり。そこがすごく魅力的です。

――上達のコツは何でしょうか。

 それは私も知りたいです(笑)。尊敬する配信者さんの動画を見ていると、動き方や考え方の勉強になるんです。あと、1対1の練習もしています。うまい人に手伝ってもらって、弾を当てる練習とか。動画を見て勉強して、練習で自分の腕も上げる。とにかくやり続けるしかないですね。

――普段どのような時にPUBGモバイルをプレーしていますか。

 iPadでプレーしているので、Wi-FiがあってiPadを置ける場所がないとできないんです。だから、家やホテルに居るときですね。車移動だとキツくて、新幹線くらいの揺れならなんとかプレーできます。仕事の合間はできないので、出勤前にログインボーナスだけもらったり。あとは、仕事から帰ってきて夜中までプレーすることもあります。

――PUBGモバイルをプレーしていてよかったな、と思った瞬間はありますか。

 PUBGモバイル関連の仕事が増えたのと、ゲーム動画をアップしているYouTubeチャンネルを見てもらえるようになったことです。ゲームを通してファンも増えて、私のことを知ってもらうきっかけになったと思います。


PUBGモバイルのエモート

「Foxtrot」。ゲーム内では体をひねりながら左右交互に行なう

――昨年11月にはゲーム内で最高ランクの「征服者」に到達しました。この先の目標はありますか。

 逆にどこまで行けばいいんでしょうかね(笑)。eスポーツ大会の司会とかでしょうか。選手として大会に出たいとも思っていたんですが、公式大会ではスマートフォンしか使えないことになったので、今からデバイスを乗り換えるのは厳しいなと。

――PUBGモバイルを広める立場ですね。YouTubeチャンネルでも、ゲームを通してコミュニケーションを楽しんでいるように感じました。

 みんなとコミュニケーションを取りながら目標を達成するというゲームが好きなんだと思います。

――プライベートでも社交的なのでしょうか。

 基本的には出不精で、あまり積極的に自分から誘うタイプではないです。誘われたら出ていくんですけど。でもしゃべるのは好きなので、オンラインでコミュニケーションを取れるゲームがちょうどいいんだと思います。

――PUBGモバイル以外のゲームにも挑戦してみたいと思いますか。

 同じバトルロイヤルゲームの『フォートナイト』と『エーペックスレジェンズ』も気になっています。フォートナイトはモバイル版がありますし、いつの間にかシューティングゲームへの興味が強くなりました。

――仕事で頑張ったときの自分へのご褒美はやはりゲームですか。

 スキン(ゲーム内衣装)の課金ばかりしています(笑)。最近は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって外に出ることも少ないので、自分の洋服も必要ないじゃないですか。だから、ゲーム内課金に走ってしまいます。

――最後に、夏菜さんにとってゲームはどんな存在でしょう。

 なんだろう。私を寂しくさせないためのものですかね。特にオンラインゲームに言えることなのですが、誰かとコミュニケーションを取れるじゃないですか。いつもそばにゲームがあったから、私は暇な時間がないんですよ。ゲームがないとダメだし、友達も増えたし、人生における色んな場面で支えになってくれて。ゲームなしでは私という人物は存在しないと言っても過言ではありません。小さな頃から男の子に混ざってゲームをしていたタイプなので、今後も変わらないと思います。