17日(日)、スーペルコパ・デ・エスパーニャの決勝戦バルセロナ対アスレティック・ビルバオがオリンピコ・セビージャで行われ…

17日(日)、スーペルコパ・デ・エスパーニャの決勝戦バルセロナ対アスレティック・ビルバオがオリンピコ・セビージャで行われた。
試合は序盤、コンパクトな守備をするビルバオに対して、バルサは攻め込むことが出来ない。
ビルバオは、ボールを奪取すると、テンポの良い細かいパスワークからイニャキ・ウィリアムズのスピードを活かして、裏のスペースを活用するなど、素早い攻めで攻撃に転ずる。26分には、右サイドバックのカパがクロスボールに反応し、枠内にシュートを放つが、これはテア・シュテーゲンが好セーブを披露。

バルサはぺドリとメッシがあまり組み立てに参加できず、ゴール前までボールを運べない時間が続くも、徐々にペースを掴む。
37分にメッシがバイタルエリアから強烈なミドルシュートを放つと、40分にスコアを動かす。
右サイドから組み立てて、メッシが逆サイドへ展開。これをアルバが受けるとクロスを供給し、最後はこぼれ球にグリーズマンが反応して、ゴールへ押し込んだ。(1-0)
メッシの股を通すパスから、堅守を打開したバルサ。しかし喜びも束の間、ビルバオの反撃に遭う。
42分、マルセリーノのチームが左サイドから押し込むと、ウィリアムズのアーリークロスをデ・マルコスが右足で合わせて、同点弾。僅か数分間でスコアをタイに戻した。(1-1)
後半は勢いに乗ったビルバオが再び攻め込む。57分、ムニアインのFKをラウール・ガルシアが頭で合わせて、ゴールネットを揺らすも、これはVARでオフサイドの判定となり、取り消される。
67分には、エリア内からウィリアムズがシュートを放つも、これは僅かに枠を外れた。
一方、バルサは前半序盤同様に相手の組織的で球際の激しいディフェンスに苦戦。深い位置まで入っていくことが出来ない。
一進一退の攻防が続く中、2点目のゴールはクーマンのチームに生まれる。77分、アルバがデンベレとのワンツーで左サイドを抜け出すと、グラウンダーのクロスを送る。これをグリーズマンが合わせて、再びウナイ・シモンが守るゴールを破りドブレーテを達成。バルサが勝ち越しに成功した。(2-1)
後半終盤でリードしたバルセロナ。今季初タイトルに向けて、このまま試合を終わらせたいところだったが、アスレティックが意地を見せる。
アディショナルタイム、フリーキックを獲得すると、ムニアインのクロスに途中出場のビジャリブレが合わせて、終了間際の同点弾。試合は延長戦へと突入した。(2-2)
90分では決着がつかない接戦の中、延長戦で試合を動かしたのはビルバオであった。延長前半3分、エリア内でパスを受けたウィリアムズが弧を描くようなシュートを放つ。これにテア・シュテーゲンは触れることができず、ボールはゴールに吸い込まれ、ビルバオが逆転に成功する(2-3)
その後、バルサは同点弾を目指して攻め立て、ビルバオもダメ押しとなる4点目を決めるチャンスを得るも、結局得点は生まれず。120分の試合はこのまま2-3で終了し、アスレティックがマルセリーノ就任3試合目で早くもタイトルを獲得した。これで同クラブは5大会ぶり3度目のスーペルコパ王者となった。
一方、バルセロナはクーマン監督体制となってから初タイトルを獲得できず。試合終了間際にはメッシが退場となるなど、“最悪の夜”となっている。