1月17日、プラダカップ第6レースでキャプサイズしたアメリカン・マジックは、大会運営、沿岸警備隊、消防隊、ライバルでもある他チームの協力を得て、沈起こし、えい航で帰港するための作業がおこなわれました。キャプサイズ後に艇内に大量の浸水があり、ボートは沈没寸前に。写真では浮力体のブイを船のまわりにつけて沈まないようにしている様子がわかります。作業は深夜まで及び、アメリカン・マジックは無事チームベースへ。キャプサイズからの一連の流れを写真で紹介します。(BHM編集部)

アメリカン・マジックに大量の浸水。いまにも沈没しそうです
ルナロッサに先行して上マーク(最終マーク)を回航したアメリカン・マジック。キャプサイズは上マークを回航直後に起きました
制御が効かなくなりフライング。突発的なブロー、ポート側(風下)のランナーのトラブルとも言われていますが、真相はまだ発表されていません
着水後、横倒しに
クルーたちはボートにしがみついています。けが人はいなかったようです
運営艇、サポートボートがアメリカン・マジックを支えます
アメリカン・マジックを港に戻すためチーム関係なく協力しました
オークランドのチームベースに戻ったアメリカン・マジック
写真では左舷側に大きな穴が見えます
次のプラダカップは1月22日から3日間おこなわれます。修理する時間があることがさいわいです
アメリカン・マジック、キャプサイズからリカバリーするまで