元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴さんが様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル」。
このチャンネル最多登場回数を誇り、チャンネルご意見番ともなった金村義明さんがゲストに登場。
昨年限りで現役を引退した元北海道日本ハムファイターズの黒羽根利規さん、白村明弘さんと共に、知られざるプロ野球界の契約事情について明かされた。
契約更改の実情は・・・
過酷なシーズンを戦い抜き、1年の終わりに注目されることの一つといえば契約更改だろう。
選手によって契約内容はじめ、交渉に要する時間も様々だと思うが、黒羽根さん、白村さんの契約更改はどのようなものだったのだろうか?
「基本的に言われた額に対して駄々こねるつもりはなかったですね。いつもすぐ終わっていました。それ以外は体の調子はどうだとかそういった話でしたね。」
こう答えたのは白村さん。だが、一度だけこのようなことがあったと言う。
「50試合登板した年は、他球団で同じくらい投げた選手の年俸は気になりましたね。ソフトバンクやロッテに同じくらい投げた選手がいたので・・・。中でもソフトバンクの選手が圧倒的に上がっていましたね。まあでもそれより自分が上がらなくても仕方ないとは思っていました。」
一方黒羽根さんは
「僕は一回だけ、横浜在籍時に結構試合に出てた年があったんですが、その時に『えっ?』って言うような提示をされたことがありました。2時間くらい話しましたが保留にして持ち帰りました。ただそれ以降は一発改正ですね。オフですし、2回目以降行くのがめんどくさいんですよね・・・。」
と、告白。
これに対し
「(めんどくさいのは)わかるわ。」
と話すのは金村さん。
近年とは少し違った時代での契約について金村さんはこう明かした。
「本当めんどくさいんですよ。僕も西武にいた1年目だけ保留にしたものの、他は全部一発サインです。行くのもめんどくさいし、あの雰囲気が嫌なんですよね・・・。マイナスなことばっかり言われるし。」
レジェンドたちの契約事情
さらに金村さんがあのレジェンドたちの契約事情を暴露する場面も。
「僕らの時代は、球団の顔と言われる人だけが、活躍しなくてもグーンと年俸が伸びることもありましたね。
ある時、野茂が、5年連続最多勝を獲って、5年目の時にマイナスばかり言われてダウン提示されたことがありました。
そのあと5回交渉に通って、毎回1000万ずつ上乗せをして結果(1億円から)1億5000万円まで上がったらしいです。
4回目には社長が入院してたらしいです(笑)
あと、昔は球団の顔と言われていた人は、推定年俸よりも実際遥かに上でしたね。
東尾さんなんかは、めちゃくちゃプライド高いので、9800万円と提示された時に、自分の200万円を持っていって、『これで(年俸を)1億円にしてくれ』って言っていたみたいですね。」
さらに動画内では、金村さんが入団時に交わした「裏契約」について、さらには入団時の年俸事情についても語られている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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