<メッツ0-1カブス>◇1日(日本時間2日)◇シティフィールドカブス今永昇太投手(30)がデビューから無傷の5連勝を飾った。メジャー初の中4日で先発し、初めて7回を投げきり3安打1四球無失点、7三振を奪う快投。5勝はトップタイ。防御率を0・…

<メッツ0-1カブス>◇1日(日本時間2日)◇シティフィールド

カブス今永昇太投手(30)がデビューから無傷の5連勝を飾った。メジャー初の中4日で先発し、初めて7回を投げきり3安打1四球無失点、7三振を奪う快投。5勝はトップタイ。防御率を0・78とし両リーグトップに浮上した。

立ち上がりから、この日も抜群の安定感だった。初回を3者凡退に抑え、2回には史上4番目の早さで通算200本塁打を達成したばかりの4番アロンソを1ボール2ストライクと追い込んでから外角低めスプリットで空振り三振。5番マルティネスには四球、6番マクニールには右前打を許し1死一、二塁としたが、次のベーダーを2球目のスプリットで遊ゴロ併殺に打ち取りピンチを脱した。

その後も走者を出しながらも要所で抑えた。4回には先頭打者の大きな当たりを左翼手ハップがお手玉しながら捕球するファインプレーが出るなど守備にも助けられ、6回は3球三振を含むわずか8球で3者凡退。7回も先頭アロンソを投ゴロ、マルティネスをスプリットで空振り三振、マクニールをフォーシームで中飛と、3人を10球で片付けた。

7回まで87球を投げ3安打無失点、1四球7奪三振。ここまで6試合の登板中無失点は4試合目で、防御率は0・78。地元シカゴのテレビ局実況も「センセーショナルな投球を続けています」と絶賛するほどの快投だった。

<デビューから5連勝以上の日本人投手>

6 石井一久(ドジャース=02年)

6 田中将大(ヤンキース=14年)

5 今永昇太(カブス=24年)

<今永の今季成績>

4・1(○ロッキーズ)6回、2安打9K無失点

4・7(-ドジャース)4回、2安打3K無失点

4・13(○マリナーズ)5回1/3、5安打4K2失点(自責1)

4・20(○マーリンズ)6回、5安打5K3失点(自責2)

4・26(○Rソックス)6回1/3、5安打7K1失点(自責1)

5・1(○メッツ)7回、3安打7K無失点