追い詰められても無力なロナルド・クーマン監督は、11月24日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・キエフ戦で守備陣に変更を加えることを余儀なくされた。22日に行われたアトレティコ・マドリー戦で守備の要であるCBジェラール・ピケが負傷したからである。
寒さの中、ウクライナの首都で行われた試合でFCバルセロナは、カンテラーノ出身の若手をデビューさせた。21歳のオスカル・ミンゲサは、この状況により、同試合で先発としてデビュー。そして、重要なポイントが懸かったCLの一戦で、プレッシャーに押しつぶされる可能性さえあった。
■すべてはキエフから始まった
ピケに加えて、ロナルド・アラウホを負傷で欠いていたクーマンは、夏の移籍市場が閉まる直前での補強を考えていた。もし獲得が実現していたら、ミンゲザの人生はどうなっていたのか、誰にも分からない。いずれにしてもそれは夢のようなもので、0-4で勝利したディナモ・キエフ戦は最初の種を蒔いただけだった。
この試合から、1ヶ月半後にはサンタ・パルペトゥア・ダ・ムゴーダ出身のDFがバルサのユニフォームを着て公式戦11試合で704分間を積み重ねることになるとは誰も想像していなかっただろう。
彼は毎日トレーニングを重ね、成長と向上を止めていない。そして、クーマンは今では完全に彼を信頼している。かつて世界最高のセンターバックの一人だったオランダ人が、その鍵を握っていることは間違いない。
それに加えて、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの復帰は大きかった。連携の部分でうまくいかないことは少なからずあったが、守護神の存在は何度もチームを救ってきた。ドイツ人GKが後ろにいることは、ミンゲサにとって心強いだろう。
ミンゲサは今でも成長し続けることを望んでいる。15年前にバルサのコーチが当時6歳の同選手の7人制の試合を見に来て以来、彼はそうすることをやめていない。13日(水)にはスペインスーパーカップを控えており、バルサはレアル・ソシエダと対戦する。この試合でもミンゲサが先発出場する可能性は高い。