東京体育館で開催されている第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)で、7日の3回戦に出場予定だった男子の前回覇者・東山(京都)が欠場した。対戦予定だったは高松工芸(香川)は不戦勝となり、準々…

 東京体育館で開催されている第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)で、7日の3回戦に出場予定だった男子の前回覇者・東山(京都)が欠場した。対戦予定だったは高松工芸(香川)は不戦勝となり、準々決勝で東福岡と対戦する。

 大会事務局によると、7日朝に東山から選手1人に高熱が出たと電話連絡があった。大会規定では新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、発熱者がいた場合、該当者は会場入りできない。東山は発熱した選手を宿舎に残して会場入りし、試合前の練習も実施したが、大会実行委員会ではこの選手がコロナ陽性と判定された場合、メンバー全員が保健所に濃厚接触者と認定される可能性を踏まえ、東山を欠場扱いにすると決定した。東山は待機していた場所を自分たちで消毒した上で会場を離れ、中には泣きじゃくる選手もいた。