米ゴルフチャンネル解説者が比較写真を投稿「モリカワに非常に似ている」 女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは13日(日本時間14日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われたが、悪天候で中断した後に14日(同15日…

米ゴルフチャンネル解説者が比較写真を投稿「モリカワに非常に似ている」

 女子ゴルフの海外メジャー最終戦・全米女子オープンは13日(日本時間14日)、米テキサス州チャンピオンズGCで最終ラウンドが行われたが、悪天候で中断した後に14日(同15日)に順延された。3日目を終えて通算4アンダーで単独首位だった渋野日向子(サントリー)はスタートできず。日本人初のメジャー2勝目へ仕切り直しとなるが、米解説者は渋野のスイングに注目。ある男子選手と「非常に似ている」と比較写真を投稿している。

 渋野のスイングを紐解いたのは、米ゴルフ専門局「ゴルフチャンネル」で解説を務める元プロゴルファー、ブランデル・チャンブリー氏だ。自身のツイッターに2枚の画像を掲載。左側には渋野、右側にはある男子選手がスイングの切り返しの瞬間を背後から撮影し、切り取ったもの。どちらもトップの作り方から姿勢まで、よく似ている。

 チャンブリー氏は最終日開始前に投稿した文面で「全米女子オープン、54ホールを終えて首位のヒナコ・シブノ。彼女は左手首を曲げ、切り返しの時も顎を引いている」と分析。「このスイングはコリン・モリカワに非常に似ている」とした上で「そして、両者ともクラブの振り下ろしが美しい」とスイングの軌道の美しさについて評価した。

 コリン・モリカワといえば、日系米国人でPGAツアー3勝、今年8月の全米プロゴルフ選手権で海外メジャー初制覇を飾った23歳。そんな男子ゴルフ界期待の逸材との共通点を見い出し、海外ファンからは「素晴らしい比較」「下半身の動きもそうだ」「手首を曲げることは素晴らしいことだが、教えられてできるものではない」「ダスティン・ジョンソンにも似ていると思う」と賛同と評価の声が相次いだ。

 本場・米国の解説者も認め、男子の名手ともスイングが比較される存在となった渋野。その美しい振り下ろしから放たれるショットで、日本人初のメジャー2勝目を手にすることはできるか。(THE ANSWER編集部)