3回戦の相手は秋の代替大会、関東2部優勝と勢いに乗る国士大。序盤は苦しむもサーブで勢いにのり見事ストレートで勝ち切った。◆11・30~12・6 全日本大学選手権(会場名非公開)◆12・2 国士大戦(会場名非公開)◯明大3{25―22、25…

 3回戦の相手は秋の代替大会、関東2部優勝と勢いに乗る国士大。序盤は苦しむもサーブで勢いにのり見事ストレートで勝ち切った。

113012・6 全日本大学選手権(会場名非公開)

12・2 国士大戦(会場名非公開)

明大3{25―2225―2225―22}0国士大

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH島波輝(政経4=皇學館)、MB溝井健太(1=洛南)、OP池田颯太主将(営4=松本国際)、OH工藤有史(政経1=清風)、MB三輪大将(政経3=高川学園)、S上林直澄(法4=東亜学園)、Li吉川正崚(政経4=高岡第一)

.3セット目

Li吉川正崚(政経4=高岡第一)Li澤口将太郎(法1=札幌藻岩)

 

 不安定な第1セットだった。昨日とはうって変わり、互いにブレイクが続く試合展開に。序盤からリードするも、相手の移動攻撃に苦しめられ、試合終盤に追いつかれてしまう。22―22で迎えた終盤。明大はピンチサーバーに松本大翔(法3=埼玉栄)を投入。「久しぶりに貢献できた」(松本)。昨日のミスを活かし、力強いサーブを叩き込んだ。松本が崩した相手攻撃を、最後は3連続でブロックを決め第1セットを奪取。

 第2セット以降はルーキーたちが躍動。「今日は決まっていた」(工藤)。工藤が次々とスパイクや強烈なサーブを決め、リードしていく。また途中出場でリベロに入った澤口も、「いつも落ちているものをあげてくれた」(池田)。ルーキーの活躍に上級生も奮起。昨日欠場の三輪も、上林との息の合ったクイックを決める。最後は、エース池田がバックアタックを決め勝負あり。インカレ2試合目は明治らしいつなぐバレーで勝利した。

 いよいよ明日からは関東1部との戦いになる。明日の相手は「昨日、今日よりも全然強い」(工藤)順大。一つのプレーから流れが変わってしまう、苦しい戦いが予想される。それでも「自分たちのバレーができれば負けない」(工藤)。悲願の日本一へ。厳しい戦いは幕を開けたばかりだ。

[入野祐太]

試合後コメント

鈴木監督

ーー試合を振り返っていかかですか。

「昨日よりは少しまとまってきた感じはしますね。サーブレシーブがしっかり上げられていて、エースとられることとかもありませんでした。自分たちの攻撃のミスとかはそれなりにあったんですけど、そこが上手回ってくれたのでよかったと思います」

ーー第1セット終盤松本選手を投入しました。

「彼はもともといいジャンプサーブが持っていて、1年生のころからサーブで試合に出場していました。ここのところ、少し安定感も出てきたのでいい形で最後決めてくれたと思います」

池田

ーー明日以降の意気込みをお願いします。

「ここからはほんとに自分たちのミスひとつとか1本の気の抜けたプレーで勝敗が決まっちゃうと思います。ここまで以上に気が抜けない試合になると思うので、1点1点集中して勝ってベスト4を決めたいと思います」

工藤

ーー4年生との最後の大会ですが緊張感などはありますか。

「緊張はすごいしてるんですけど、それを力に変えられるように頑張ります」