イタリア代表は18日、UEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ1最終節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と…

イタリア代表は18日、UEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ1最終節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表とのアウェイ戦に臨み、2-0で快勝した。

3日前に行われたポーランド代表戦を快勝して2勝3分けとした首位イタリアが、最下位が確定してリーグB降格となったボスニア・Hのホームに乗り込んだ一戦。

イタリアはポーランド戦のスタメンからベルナルデスキに代えてベラルディのみ変更し、[4-3-3]を継続して3トップにはベロッティ、インシーニェ、ベラルディが構えた。

新たにコラシナツがコロナ陽性となったボスニア・Hはピャニッチやクルニッチが先発となった中、イタリアが押し込む展開で立ち上がる。

すると15分にはベロッティがダイビングヘッドでゴールに迫ると、22分に先制した。ボックス手前左からインシーニェが柔らかく上げたクロスをベロッティがボレーで蹴り込んだ。

続く25分にもベラルディのカットインシュートでGKを強襲したイタリアがハーフタイムにかけても主導権を握ると、39分にはインシーニェがボックス左から際どいコントロールシュートを浴びせたが、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、60分にイタリアにチャンス。しかしCKの流れからボックス左のアチェルビが放ったシュートはわずかに枠の右に外れた。

それでも68分、ベラルディの2戦連発ゴールで加点する。ロカテッリの浮き球パスでボックス中央に走り込んだベラルディがボレーで蹴り込んだ。

サッスオーロのホットラインでリードを広げたイタリアは、終盤にかけては危なげなく試合を進める。負傷によって10人での戦いを強いられたボスニア・Hに対し、2-0のまま快勝したイタリアがグループ首位となり、準決勝進出を決めている。