「春の高校バレー」として行われる第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会の群馬県予選会(県バレーボール協会、産経新…
「春の高校バレー」として行われる第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会の群馬県予選会(県バレーボール協会、産経新聞社など主催)は1日、前橋、高崎両市の6会場で男女それぞれ2回戦と準々決勝の12試合を行い、激戦の末、ベスト4がそろった。
男子は2回戦で高崎東がシードの高崎経大付を破ったが、準々決勝で昨年優勝の前橋商に惜敗。優勝候補の伊勢崎、高崎工は順当に勝ち上がり、明和県央も4強に名乗りをあげた。
女子も高崎商大付、昨年優勝の西邑楽、高崎女の3強が順当にベスト4入りを決めた。第4シード・前橋東と健大高崎との実力拮抗(きっこう)の一戦は、健大高崎が制し最終日に駒を進めた。
準決勝と決勝は7日、前橋市のALSOKぐんまアリーナで行われ、来年1月5日に開幕する全国大会の出場切符をかけた戦いは、大詰めを迎える。
■8強入りで成長 高崎東2年・宮下友輝主将
「もっと喜べ、こんないいこと、二度とねえぞ!」
第4シードの高崎経大付相手に得点を重ねながら、今ひとつ喜びを出さないコートの選手に遠藤真佐美監督のゲキが飛ぶ。地声が大きいので指示も罵声のようで、試合当初から無観客の会場に響き渡った。
そんなチームを、強烈なスパイクや守備で孤軍奮闘して引っ張ったのが頼れる宮下主将だった。試合中は「新型コロナウイルスの影響で練習が遅れていた1年生の分まで、頑張ろう」と自らを鼓舞していたのだという。愛情あふれる監督のゲキと主将の奮闘で第2セットには1年生のスパイクも決まりだし、準々決勝進出を決めた。
バレーを始めたのは中学からと遅咲きだが、当時から1年上で県選抜だった中島達哉(伊勢崎バレー部3年)にあこがれ、追いかけるように中学生のうちに県選抜に選ばれるまでになった。
高校は、実績と人柄に惹かれた遠藤監督の高崎東バレー部を選んだ。「口は悪いけど、ああ見えて、優しい監督なんですよ」
コロナ禍で思うようにできなかった練習を夏休み明けから2カ月間、休みなしで続けたことも、地力アップにつながった。「部活動のため生活面や送迎で面倒を見てくれた両親には、感謝している」とはにかむ。
前橋商の前に準決勝進出はならなかったが、「チームをよくまとめた。8強入りで一皮むけ、これからが楽しみ」。2年生主将への期待を監督は地声を押し殺すようにして、語った。(橋爪一彦)
【男子】
▽2回戦
伊勢崎 2 25-13 0 館林商工
25-12
高 崎 2 25-10 0 桐 生
25-17
明和県央 2 25-16 0 館 林
25-11
伊勢崎商 2 25-17 0 太 田
25-12
前橋商 2 25-19 0 高崎商
25-17
高崎東 2 25-18 0 高崎経大付
25-18
桐生商 2 25-15 0 渋川工
25-10
高崎工 2 25-16 0 前橋工
25-15
▽準々決勝
伊勢崎 225-170 高 崎
25-17
明和県央 2 25-21 0 伊勢崎商
25-20
前橋商 2 25-12 0 高崎東
25-17
高崎工 2 20-25 1 桐生商
25-23
25-15
【女子】
▽2回戦
高崎商大付2 25-8 0 利根商
25-11
高崎商 2 25-7 0 前橋育英
25-12
健大高崎 2 25-22 0 常 磐
25-21
前橋東 2 25-16 0 富 岡
25-16
高崎女 2 25-15 0 吉 井
25-11
伊勢崎商 2 25-9 0 前橋南
25-21
市前橋 2 25-18 0 館林女
25-18
西邑楽 2 25-15 0 大 泉
25-4
▽準々決勝
高崎商大 2 25-11 0 高崎商
付 25-15
健大高崎 2 25-17 0 前橋東
25-20
高崎女 2 25-21 0 伊勢崎商
25-18
西邑楽 2 25-18 0 市前橋
25-14