「春の高校バレー」として開催される第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地区大会は…
「春の高校バレー」として開催される第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地区大会は25日、山梨など2県で決勝が行われた。山梨では、男子は日本航空が19年連続19度目、女子は帝京三が14年ぶり2度目の本大会出場を決めた。本大会は東京体育館(東京・渋谷区)で来年1月5日に開幕し、10日に男女の決勝が行われる。新型コロナウイルス感染防止のため無観客の開催となる。
◆「もっと3年生とバレーがしたい」
身長165センチの体がダイナミックに跳ね上がった。空中で右腕を力強く振り抜くと、ボールは地面に吸いつく。帝京三の1年生エース、岡庭舞衣が鋭いスパイクでチームを牽引(けんいん)し、東海大甲府に3-2で勝利。2セットを先取される劣勢をはね返し、14年ぶりに夢切符を手にした。
「もっと3年生とバレーがしたい、という思いで思いっきりプレーできたと思います」
◆コロナ期間に妹と走り込み
本来は4月から寮生活を開始する予定だったが、コロナの影響で岡庭ら1年生がチームに合流できたのは6月上旬だった。自宅待機の期間は双子の妹、優衣とともに走り込んだ。
足腰を鍛えるために最寄り駅まで車で30分以上かかる地元の長野・阿智村の山奥の坂道をダッシュ。「筋力が上がって跳べるようになった」と武器のジャンプ力に磨きがかかり、最高到達点は276センチまで伸びた。
「帝京三らしい粘り強いプレーを見せたい」。全国の舞台でもフレッシュなパワーを発揮する。(武田千怜)
岡庭 舞衣(おかにわ・まい)
2004(平成16)年9月29日生まれ、16歳。長野・阿智村出身。小1でバレーボールを始めた。阿智中2年時には全国中学校体育大会に出場した。帝京三では8月頃にレギュラーに定着。ポジションはウイングスパイカー。双子の妹、優衣も同じチームでプレーする。165センチ。最高到達点は276センチ。
【山梨】
▼女子決勝
23-25
14-25
帝京三 3 25-19 2 東海大甲府
25-22
15-12
▼男子決勝
25-18
日本航空 3 25-14 0 日川
25-11