<写真・攻守でチームをけん引した川田> 10月24日、 大阪市立東淀川体育館にて2020年度関西学生バスケットボールリーグ戦の第10戦が行われた。関学は暫定でリーグ首位タイの天理大と対戦し、64-66で敗北した。   通算5勝4敗で臨んだ関…


<写真・攻守でチームをけん引した川田>

 10月24日、 大阪市立東淀川体育館にて2020年度関西学生バスケットボールリーグ戦の第10戦が行われた。関学は暫定でリーグ首位タイの天理大と対戦し、64-66で敗北した。

   通算5勝4敗で臨んだ関学。第1クオーター(Q)は序盤から互いに堅守が光り、なかなか得点が入らない。開始2分で相手にバスケットカウントを決められ先制を許すも、小西(経3)の得点、古谷(法4)のバスケットカウントで逆転に成功。その後は一進一退の攻防が続くも、終了間際に3点シュートを沈められ、10-15で第1Qを終えた。続く第2Qは、天理大ペース。開始直後に横川(商4)がフリースローを決めるも、直後に速攻を立て続けに決められ3連続失点でリードを広げられた。その後は横川の3点シュートなどで得点し、21-31で前半を終えた。第3Qでは、さらに天理大の勢いに飲まれる。開始直後から相手にリバウンドを着実に得点につなげられ、4連続失点。古谷や北橋(経1)の得点で応戦するも、今度は相手に外のシュートを立て続けに決められ、流れを奪えず。32-52と大きく水を開けられ最終Qへ突入した。開始から、川田(人4)や小西、北橋のガード陣を中心にボールに食らいつき、アタックを繰り返す。残り7分で26点差のされるも、ここから関学の怒涛の反撃が始まった。松本(経4)のフリースロー、北橋の3点シュート、川田の速攻で3連続得点を決め点差を詰める。その後再び失点するも、松本と川田のバスケットカウントで一気に関学ペースに。直後に横川が2本の3点シュートを決めるなど、攻め続け残り18秒でついに1点差まで追い詰めた。しかし、直後に相手にフリースローを沈められ、最後まで攻め続けるも点差を詰められず。64-66で敗北し、リーグ戦通算は5勝5敗。全日本インカレ出場可否は、あすの最終戦と、龍谷大対神医福大戦の結果に委ねられた。

 次戦はあす、14時30分より同会場にて同大会の最終戦が行われ、関学は大体大と対戦する。

試合後のコメント

川田大起主将「前半に自分たちが簡単に外のシュートを打ちすぎて、アタックやドライブが少なかった。そこでリズムを崩してしまって後半も引きずってしまったと思う。最終Qは速攻の出るようなプレーがあったが、修正するのが遅かった。相手に合わせてしまったことで常に後手に回っていた。やろうとしていたことが出来なかったことが敗因だと思う。(あすに向けて)いよいよ最終戦。今持てる全ての力を出し切って、やり切ります」

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