現地10日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会14日目。女子シングルス決勝で、世界54位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、第4シードのソフィア…

現地10日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会14日目。女子シングルス決勝で、世界54位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦。シフィオンテクが6-4、6-1で勝利し、ノーシードからのグランドスラム初優勝を成し遂げた。また同大会女子では、1997年のイバ・マヨリ(クロアチア)以来、23年ぶりの10代女王の誕生となった。【トーナメント表】全仏OP女子シングルス【動画】初優勝!23年ぶりの同大会10代女王が栄光をつかむ シフィオンテクvsケニン/全仏OP女子決勝

第2セットもシフィオンテクのサービスゲームから。第1セットを6-4で先取したシフィオンテクは、第1ゲームでいきなりのブレークを喫してしまう。しかし続く第2ゲームですぐさまブレークバックし、ケニンのリードを許さない。

第3ゲームをシフィオンテクがキープしたところでケニンがトレーナーを呼び、一度医務室へ下がった。試合開始前から左太ももにテーピングを施していたが、しっかりと巻き直して戻って来た。

再開直後の第4ゲーム、まだ本調子を取り戻せていないケニンからブレークを奪い、1ブレークアップとしたシフィオンテク。続く第5ゲームを危なげなくキープし、リードを保った。

そしてそのまま勢いを落とすことなく第6ゲームをブレークしたシフィオンテクが、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第7ゲームをキープし、決勝もストレートで勝利した。

ノーシードながら全てストレートで勝ち上がってきたシフィオンテク。自身初のタイトルがグランドスラムという快挙を成し遂げた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのシフィオンテク

(Getty Images)