暫定13位発進の渋野日向子、9番の好ショットとは 米女子プロゴルフツアーの海外メジャー第3戦・全米女子プロ選手権の初日が8日(日本時間9日)、米ペンシルベニア州アロニミンクGC(6577ヤード、パー70)で行われ、渋野日向子(サントリー)は…

暫定13位発進の渋野日向子、9番の好ショットとは

 米女子プロゴルフツアーの海外メジャー第3戦・全米女子プロ選手権の初日が8日(日本時間9日)、米ペンシルベニア州アロニミンクGC(6577ヤード、パー70)で行われ、渋野日向子(サントリー)はイーブンパーで首位と3打差の暫定13位とした。9番でピンそば約60センチにつけるスーパーショットを披露。大会公式ツイッターが「ファンタスティック!」とつづって公開した動画では、実況席の女性も「Ah~」「素晴らしい」と声を上げている。

 渋野が好ショットを見せた。9番パー5の第3打。フェアウェーでクラブを振り抜くと、高々と上がったボールはピン左奥に着弾した。ここからバックスピンで戻り、最終的にはピン右約60センチにピタリ。バーディーを奪ってみせた。

 大会公式ツイッターは動画付きで「ファンタスティック! ヒナコ・シブノが(ボールを)引き戻し、カップイン寸前までもっていく」と投稿した。動画内で実況席の女性は、渋野がスイングする際に「距離とスピンをコントロールすることが大事です。ピンより少し奥へ行ってしまいましたね」と説明。直後にボールがピンに近づくと「Ah~」「素晴らしい」と驚いた様子で声を上げている。

 初日は3人がホールアウトできず日没順延となった中、渋野は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70でプレー。第2日以降も上位進出を目指す。(THE ANSWER編集部)