現地7日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会11日目に、女子シングルス準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出揃った。【実際の動画】19歳が優勝候…

現地7日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会11日目に、女子シングルス準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出揃った。【実際の動画】19歳が優勝候補ハレプをまさかの圧倒!

この日の第1試合では、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が、世界66位のラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-3、6-3で撃破。そして第2試合では、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が、世界57位のダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4、4-6、6-0で破った。

これで準決勝の組み合わせは以下となる。

世界54位 イガ・シフィオンテク(ポーランド)対 世界131位 ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)

第4シード ケニン 対 第7シード クビトバ

準決勝の結果にかかわらず、決勝はノーシード対シード勢の対決になることが決まった。ランキングだけを見れば、今年の「全豪オープン」で優勝したケニンと、「ウィンブルドン」を2度制しているクビトバの勝者が優位に見えるが、女子はいまだ誰が優勝するか予想がつかない群雄割拠の時代。

特に19歳のシフィオンテクは、4回戦で第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)から圧勝を飾った他、ここまですべてストレートで勝ち上がるほどの強さを見せている。また彼女はダブルスでも勝ち残っており、こちらもベスト4へ進出中だ。

23歳のポドロスカもまだトップ100以下ながら、予選3試合を勝ちあがって本戦に進むと、準々決勝では第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)からストレート勝利を飾っている。

誰が制しても「全仏オープン」初優勝となる今大会。注目の準決勝は日本時間8日の22時頃から開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのケニン

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)