16日、明治安田生命J1リーグ第24節のFC東京vs大分トリニータが行われ、2-3で大分が勝利を収めた。 FC東京がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する関係で前倒しで行われている一戦。前節は終了間際にヴィッセル神戸に追いつかれた…

16日、明治安田生命J1リーグ第24節のFC東京vs大分トリニータが行われ、2-3で大分が勝利を収めた。

FC東京がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する関係で前倒しで行われている一戦。前節は終了間際にヴィッセル神戸に追いつかれたFC東京は、前節から5名を変更。渡辺剛、中村帆高、髙萩洋次郎、アダイウトン、田川亨介が外れ、木村誠二、小川諒也、三田啓貴、レアンドロ、永井謙佑を起用した。

対する大分は前節アウェイでベガルタ仙台に3発快勝。スタメンを大量7名変更し、岩田智輝、三竿雄斗、田中達也、羽田健人、三平和司、町田也真人、伊佐耕平が外れ、小出悠太、島川俊郎、松本怜、小塚和季、高山薫、渡大生、知念慶を起用した。

序盤から違いが出方を窺う展開となった一戦。最初のシュートチャンスは

22分、大分が攻め込むもFC東京が跳ね返すと、こぼれ球を拾った永井が自陣からドリブルを仕掛ける。するとGKムン・キョンゴンが前に出ているのを見ると、ロングシュート。しかし、これはわずかに外れる。

25分にもFC東京が決定機。縦パスを受けたレアンドロが永井にパス。ボックス内右からマイナスの折り返しと、ディエゴ・オリヴェイラがダイレクトシュートも大きく枠を外してしまう。

大分はポゼッションを高めながら、両サイドを有効に使ってFC東京陣内で時間を作る。すると42分、パスを受けた小塚が浮き球のパス。大外の高山がシュートを合わせに行くが、ミスキックとなり決定機を逸する。

53分にアルトゥール・シルバからボールを奪った松本が豪快に右足一閃。鋭いシュートがゴール右に決まり、大分が先制する。

先制を許したFC東京だったが61分に追いつく。品田からの縦パスをアルトゥール・シルバがダイレクトで叩くと、永井が折り返し、最後はレアンドロがボックス内から蹴り込み、同点に追いつく。

77分、大分は波状攻撃を仕掛けると、ボックス右からのクロスをファーサイドで折り返し、最後は島川がミドルシュート。これはGK林がセーブ。こぼれ球を知念が先に拾いシュートも、サイドネットを揺らす。

80分には、ボックス右からのクロスをボックス中央で走り込んだ香川がトラップからシュート。しかし、これは枠の右に外れてしまう。

しかし82分、大分は左サイドを崩すと、野村が仕掛けてグラウンダーのクロス。これを、ファーサイドで田中が押し込み、大分が勝ち越しに成功する。

さらに86分には右サイドを田中が突破。ボックス右からのクロスを伊佐がシュート。GK林がセーブするも、こぼれ球を野村が蹴り込み、大分が3点目を奪う。

2点ビハインドとなったFC東京は90分にアダイウトンが左サイドをドリブルで突破。そのままボックス内まで持ち込むと、最後は田川のシュートが浮くと、最後は品田が頭で押し込み1点差とする。

後半アディショナルタイムも同点に追いつきたいFC東京が猛攻。アディショナルタイム5分には原、レアンドロがヘディングで繋いだボールを田川がボックス内で浮かせてDFをかわし右足シュート。しかし、これはサイドネットを揺らす。

さらにアディショナルタイム6分には最後のビッグチャンス。浮き球のパスを田川が競り勝つと、落としたボールを原がボレー。これはGKムン・キョンゴンがセーブすると、こぼれ球を原が押し込むも、ゴールライン上で三竿がクリア。そのまま試合が終了し、2-3で大分が勝利を収め連勝となった。

FC東京 2-3 大分トリニータ

【FC東京】

レアンドロ(後16)

品田愛斗(後45)

【大分】

松本怜(後8)

田中達也(後37)

野村直輝(後41)