スタッド・レンヌのMFエドゥアルド・カマヴィンガがフランス代表デビューを果たした。 フランス代表は8日、UEFAネーションズリーグのリーグA・グループ3第2節のクロアチア代表戦を戦った。試合は先制を許したものの、前半のうちに逆転に成功。後…

スタッド・レンヌのMFエドゥアルド・カマヴィンガがフランス代表デビューを果たした。

フランス代表は8日、UEFAネーションズリーグのリーグA・グループ3第2節のクロアチア代表戦を戦った。試合は先制を許したものの、前半のうちに逆転に成功。後半の立ち上がりに再び同点にされると迎えた63分、MFエンゴロ・カンテとの交代でカマヴィンガが登場。今回が初招集だった17歳の若武者がレ・ブルーのユニフォームを初めて身に纏った。

フランス『レキップ』によると、出場時間32分の中でボールタッチは26回。試合の3分の1の時間ながら、カンテの33回に迫るタッチ数に。また、71分には枠内シュートを記録。2度のデュエルにも勝利するなど、まずまずのデビュー戦となったようだ。ディディエ・デシャン監督も試合後に「あの年齢にもかかわらず、彼は冷静さと優れた平常心を持っている」と称賛している。

そして、カマヴィンガの17歳303日という記録は、ここ100年以上の歴史において同国史上最年少。それ以前には、1906年にジュリアン・フェルブリュッヘ氏が16歳10カ月、1914年にはモーリス・ガスタイガー氏が17歳4カ月というデビュー記録を持っていたようだ。

デシャン監督はまた、「彼には彼らしさを保ってもらいたい。自然体のままでいてもらいたい。今回は観客はいなくてもプレッシャーや責任感のある試合だった。その中で彼は非常に快適にプレーしていた。運動神経もよく、ボールを上手く扱える能力もある。久々の最年少記録になったし、再び代表で試合するチャンスはある」と、カマヴィンガにエールを送った。

なお、試合はカマヴィンガ投入後に2得点したフランス代表が4-2で勝利している。