ローマがマンチェスター・ユナイテッドへレンタルバックした元イングランド代表DFクリス・スモーリング(30)の完全移籍に迫っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 昨夏、ローマへローン移籍で渡ったスモーリングは、セリエAで30試合に…

ローマがマンチェスター・ユナイテッドへレンタルバックした元イングランド代表DFクリス・スモーリング(30)の完全移籍に迫っているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨夏、ローマへローン移籍で渡ったスモーリングは、セリエAで30試合に出場して3得点2アシストをマーク。経験豊富なディフェンスリーダーとしてローマの5位フィニッシュに大きく貢献した。

以前にパウロ・フォンセカ監督から残留を望むコメントがあったスモーリングに関してレンタル期間の延長オファーなどを提示したが、金銭面での問題が障害となり現在は所属元に戻っている。だが、あくまで本人の意思としてはローマ残留。そのためイタリアメディアでは買い取りの噂が絶えず流れていたが、なかなか進展は見られなかった。

しかし、ユナイテッドがアヤックスからオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークを獲得したことで状況は変化。さらなる補強を目論む赤い悪魔は資金捻出のため、スモーリング売却を前向きに考え始めたようだ。

現在ローマからのオファーは1800万ポンド(約25億4000万円)+ボーナス。ユナイテッドの要求は2000万ポンド(約28億2000万円)だが、イタリア『スカイ』はユナイテッドが妥協してこの条件を飲むと踏んでいる。

長らく続いたスモーリングをめぐる移籍交渉。果たしてこれで決着となるだろうか。