<明治安田J1:C大阪1-1札幌>◇第11節◇3日◇ヨドコウセレッソ大阪の元日本代表MF田中駿汰(26)が、昨季まで4年間在籍した北海道コンサドーレ札幌と初めて対戦した。仲が良かった札幌MF浅野らと激しい球際のバトルを展開し、後半に同点に追…

<明治安田J1:C大阪1-1札幌>◇第11節◇3日◇ヨドコウ

セレッソ大阪の元日本代表MF田中駿汰(26)が、昨季まで4年間在籍した北海道コンサドーレ札幌と初めて対戦した。

仲が良かった札幌MF浅野らと激しい球際のバトルを展開し、後半に同点に追いついての痛み分けに終わった。

札幌との真剣勝負に、背番号10は「違和感はあったが、楽しかった」と、感想を話したものの「すごく悔しい。この3試合は勝てていないので、そこはホームだし、勝ち点3を取らないといけなかった。悔しさしかない」とコメントした。

これまで札幌の選手として相手にマンツーマンの守備を仕掛けていたが、この日はその守備を自分たちが受ける立場になった。

「あそこまでマンツーマンでくるのは、僕は(昨季まで)やっていた側なので、実際に相手にしてやってみると、すごいやりづらさ(があった)。あんな感じでくるチームはない」

後半こそ反撃に転じたものの、チーム全体としては消化不良に終わった。C大阪はこれで3戦未勝利(2分け1敗)で首位から再び陥落。次節6日は敵地での大阪ダービーに臨む。

◆札幌ペトロビッチ監督(試合後の会見で昨季までの愛弟子、C大阪田中に言及)「今日の試合に(田中は)出ていましたかと、みなさんに聞いてみたい」