「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルスで、5年連続の3回戦進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦の相手は世界137位の18歳マ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルスで、5年連続の3回戦進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦の相手は世界137位の18歳マルタ・コスチュク(ウクライナ)に決まった。【関連記事】反響呼んだ大坂なおみの人種差別抗議のマスク。大会ルール上は?【動画】大坂なおみ、勝利後に母親登場のサプライズ

大坂は、2回戦では世界74位カミラ・ジョルジ(イタリア)に6-1、6-2で圧勝。その試合後の記者会見で「この2週間の中では、間違いなく最高のプレーをしたと思います」と振り返った。

「彼女(ジョルジ)はリターンがとても速いことで知られているので、自分のサービスゲームをうまくやることがとても重要だったと思います。今回は高いパーセンテージを取ることができたので、本当に良かったと思います」

前日には、西岡良仁(日本/ミキハウス)とアンディ・マレー(イギリス)の試合を見学していた大坂。二人の4時間39分にも及んだ死闘に「とても刺激を受けた」という。そして、西岡について「本当に、西岡選手はとても速いし爆発力があるので、見ていて一番好きな選手の一人です。彼は気持ちを前面に出して戦うように思います」と話した。

一方、大坂が3回戦で対戦するコスチュクは、2回戦で第31シードの世界45位アナスタシア・セバストワ(ラトビア)をストレートで破っての勝ち上がり。このコスチュクは、当時14歳だった2017年「全豪オープン」ジュニアで優勝し、翌年2018年「全豪オープン」本戦では当時15歳ながら3回戦まで勝ち進んだウクライナ期待の若手だ。

大坂は、コスチュクとの初対戦に向けては「色々と調べないといけません。今はこんなにたくさんの若い選手たちが出てきていますからね」と笑顔で話した。

足の状態が心配されながらも、2回戦は圧勝した大坂。次戦でも素晴らしいテニスを見せてくれることが期待される。大坂とコスチュクの3回戦は現地4日、日本時間の5日に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は大坂なおみ(左)とコスチュク(右)

(Getty Images)