先週末に日本人初のトップ14(フランス最高峰リーグ)デビューを果たしたトゥーロンのFB五郎丸歩が、現地時間13日にホームのスタッド・マヨルでおこなわれたスタッド・フランセ戦で初先発し、31-12の勝利に貢献した。 五郎丸は前半14分、ハイ…

 先週末に日本人初のトップ14(フランス最高峰リーグ)デビューを果たしたトゥーロンのFB五郎丸歩が、現地時間13日にホームのスタッド・マヨルでおこなわれたスタッド・フランセ戦で初先発し、31-12の勝利に貢献した。

 五郎丸は前半14分、ハイパントボールをめぐってジャンプした際、突っ込んできた相手CTBに体当たりされて右肩から落下。今年5月にレッズ(オーストラリア)の一員として出場したスーパーラグビーの試合で右肩を脱臼し、手術を受け長期リハビリから復活したばかりだったため、負傷が心配されたが、五郎丸はプレーを続行した。

 その後、五郎丸は積極的な力強い走りを何度も見せ、判断のいいキックで相手にプレッシャーをかけた場面もあった。再びハイボールを蹴られたときも、落ち着いて処理。ゴールキッカーは前試合に続いてSOピエール・ベルナールが担当したため五郎丸が得点することはなかったが、フル出場でチームの今季6勝目に貢献した。

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