明日は、神宮球場にて東京六大学野球春季リーグ戦早慶戦が実施される。ここまで3連勝と勢いに乗る慶大は、開幕戦こそ東大に対し…

明日は、神宮球場にて東京六大学野球春季リーグ戦早慶戦が実施される。ここまで3連勝と勢いに乗る慶大は、開幕戦こそ東大に対し厳しい試合を強いられたが、その後は投打がかみ合い、立大、明大と連勝を収めた。一方の早大は法大にタイブレークの接戦の末、惜敗したものの、巻き返しを目指し死に物狂いで早慶戦での勝利を掴みに来るだろう。今季は一回勝負となる異例の早慶戦だが、両チームの間に漂う火花は例年通り、いや、それ以上かもしれない。

主将としてチームをけん引する瀬戸西

◆エース・早川攻略なるか

早大の先発は早川隆久(スポ4・木更津総合)が予想される。開幕戦の明大戦では最速155キロの直球と多彩な変化球を武器に12個の三振を奪い完投勝利。主将とエースを兼ねるチームの大黒柱が慶大の前に立ちふさがる。対する慶大打線は3戦目の明大戦では16安打11得点と勢いに乗る。なかでも主将の瀬戸西純(政4・慶應)はここまでリーグ戦初本塁打を含む、14打数7安打、打率5割と打線をけん引している。早慶の主将対決に注目したい。さらに慶大は新美寛太(政3・慶應)が今季、チームに欠かせない働きをしている。2戦目の立大戦から途中出場し、レフトへの二塁打を放ち、リーグ戦初安打を記録。そして明大戦では1番センターでスタメンに抜擢され、パワフルなプレーでチームを盛り立てた。スタメンはもちろん、控えの選手も一丸となりエース・早川を攻略できるかが勝負のカギとなりそうだ。

早川を打ち崩せるか

中軸を封じ込められるか

もう一つ、勝負を分けるのは慶大投手陣がここまでチーム打率リーグ2位としている早大打線をどう封じ込めるかだ。特に警戒すべきは4番・岩本久重(スポ3・大阪桐蔭)と5番・蛭間拓哉(スポ2・浦和学院)。チームの中軸である2人はここまで好調で、蛭間に至っては明大戦で2打席連続本塁打を放つなど、素晴らしい活躍を見せている。ここに3番・瀧澤虎太郎(スポ4・山梨学院)が復調すれば、早大打線は止められなくなるだろう。対する慶大の先発はエース・木澤尚文(商4・慶應)が予想される。先発した立大戦では、8回途中までに16個もの三振を奪うなど圧巻の投球を披露した。早慶戦でも力強い直球と鋭い変化球を武器に奪三振ショーを期待したい。また、慶大は増居翔太(総2・彦根東)をはじめとした救援陣も豊富だ。今年から就任した堀井哲也監督の継投策にも注目したい。

(記事:菊池輝)