韓国男子代表は11月13日、19日にチリ代表とテストマッチをおこなう。ジョン・ウォルターズ監督、ディオン・ミュア コーチ(ともにニュージーランド出身)ら首脳陣と選手25名の計31名が8日、チリへ出発した。 今回の韓国代表は2019年ワール…

 韓国男子代表は11月13日、19日にチリ代表とテストマッチをおこなう。ジョン・ウォルターズ監督、ディオン・ミュア コーチ(ともにニュージーランド出身)ら首脳陣と選手25名の計31名が8日、チリへ出発した。
 今回の韓国代表は2019年ワールドカップ日本大会出場を目指す強化の一環だ。これまで、秋は韓国代表は招集してこなかった。

 選手25名のうち22名はすでに代表経験がある。日本チーム所属選手は、PR申東源(シン・ドンウォン/宗像サニックスブルース)、PR孫榮基(ソン・ヨンキ/今年度からホンダヒート)、FL/NO8朴淳彩(パク・スンチェ/NTTドコモレッドハリケーンズ)、SH李明俊(イ・ミョンジュン/今年度からNECグリーンロケッツ)の4名。
 2015年度まで日本チームに所属した3名も選ばれた。PR朴鐘烈(パク・チョンリョル/前サントリーサンゴリアス。現在は現代グロービス)、PR康太見(カン・デヒョン/前NEC、現代)、FL/NO8李勇昇(イ・ヨンスン/前日野自動車、現代)。さらに来年度、日本チーム入りで調整しているトライゲッターのWTB張成民(チャン・ソンミン)や、2年後の日本チーム入りが確実なWTB鄭演植(チョン・ヨンシク)がチリ相手にランを見せるか期待される。

 SH李明俊は今春の代表活動はNEC新加入のため参加しなかった。「代表が秋も活動できてうれしい。NECではコーチから『もっと状況を見て落ち着いてプレーしなさい』と教えてもらった。代表でもいかしたい」と意気込みを韓国帰国前に話した。

 試合は第1戦が11月13日(日)16時から首都サンチアゴのユニバリダッド・カトリカラグビークラブで、2戦目は19日(土)18時からサンチアゴのグランゴニアンクラブでおこなわれる。(文:見明亨徳)