日本代表DF板倉滉(23)は来シーズンもフローニンヘンでプレーすることになりそうだ。オランダ『RTV Noord』が報じている。 板倉は2019年冬、川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍したが、ビザの問題もあり、そのままフ…

日本代表DF板倉滉(23)は来シーズンもフローニンヘンでプレーすることになりそうだ。オランダ『RTV Noord』が報じている。

板倉は2019年冬、川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍したが、ビザの問題もあり、そのままフローニンヘンに1年半のレンタル移籍。初年度こそ出番こそ少なかったものの、今シーズンは公式戦30試合に出場し、主力として活躍した。

今シーズン限りでレンタル期間満了となるものの、フローニンヘンのテクニカルディレクター(TD)を務めるマルク=ジャン・フレッデルス氏は保有元であるシティとの交渉を明かした。

「マンチェスター・シティとの合意は近い。私の予想では数週間のうちにすべてが明らかになる。だが、良い感じだ」

「まだ終わってはいないが、好印象を受けている。今の主題はコウ(板倉滉)がもう1年フローニンヘンでプレーしたいかだ。仮にそうでないなら、私たちは交渉を始められていないだろう。他のクラブからの関心もあるだろう」

「もしも今後シティが彼を売りに出し、彼が我々のもとで良いパフォーマンスを見せれば、私たちはその対価を得ることができる」

4月には板倉を買い取りたい意向を示していたフレッデルス氏だが、フローニンヘンの財政状況では難しく、1年のレンタル延長になる見込みのようだ。

なお、フローニンヘンは元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが現役復帰を目指して加入したことを発表。来シーズンはチームメイトとして同じピッチに立っている可能性もありそうだ。