21歳田中を20歳古江と18歳西郷が追う展開に…いずれもルーキーの3人 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72…
21歳田中を20歳古江と18歳西郷が追う展開に…いずれもルーキーの3人
新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われ、首位で出た黄金世代でツアー未勝利の“伏兵”・田中瑞希(フリー)が、通算11アンダーで単独首位をキープし、初優勝に王手。3打差の2位に20歳の古江彩佳(フリー)と18歳の西郷真央(大東建託)が追う展開となり、最終日最終組はルーキー同士3人で異例のV争いとなった。
無観客の開幕戦にフレッシュな風が吹いた。渋野日向子らと同じ「黄金世代」の21歳・田中は3バーティー、1ボギーと安定した内容でスコアを2つ伸ばし、首位をキープ。初優勝に王手をかけたが、追う2人も若い。
3打差の2位につけたのは「プラチナ世代」の20歳・古江と、昨年11月にプロテストに合格した18歳・西郷。古江はこの日ベストの「66」、西郷も「67」で猛チャージを見せ、ともに通算8アンダーで3打差につけた。
これにより、上位3人で回る最終日最終組の平均年齢は19.7歳の若さに。いずれもルーキーという異例の対決となった。田中は「明日もしっかり振っていって、身長の割に飛ぶところを皆さんに見てほしいです」と意気込んだ。
注目された渋野は予選落ちとなったが、112日遅れで迎えた開幕戦は果たしてどんな結末を迎えるのか。(THE ANSWER編集部)