112日遅れの開幕戦第2日、田中瑞希が7バーディーのラッシュ 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第2日が26日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われ…

112日遅れの開幕戦第2日、田中瑞希が7バーディーのラッシュ

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第2日が26日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われている。首位と2打差の7位で出たツアー未勝利の田中瑞希(フリー)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダー。暫定ながら単独首位に浮上した。

 前半で3つ伸ばすと、14番でバーディー。15番も6アイアンで2メートル弱につけて伸ばし、16番も伸ばして3連続バーディーとした。17番で落としたが、最終18番パー5は残り103ヤードからの第3打を48度ウェッジで2メートルにつけてバーディー締めだ。

「この2日は全体的にうまくいっている。(ツアーは)いつ始まるのかなって思っていた。明確に開幕が決まってなかったのでモチベーションも上がらなかったけど、やると決まってからは集中して取り組めたと思う」

 渋野日向子ら黄金世代と同じ1998年生まれの21歳。昨季は33試合出場で予選落ちが19度、日本女子オープンの9位が最高位だった。「去年の経験があって(この日は)緊張せずにできた。楽しいです」。昨年11月のプロテストに合格し、最終予選会17位で今季を迎えた。この日はサンバイザーにお団子ヘアでプレー。「最近はお団子が自分の中で流行っているので」と笑った。

「ティーショットをなるべくフェアウェーに置いて、そこからセカンドショットでつけられるように頑張りたい。あと2日、ピンチも増えると思うけど、我慢して楽しくできれば」

 ツアーを席巻する黄金世代の一人が初優勝へ一歩前進した。(THE ANSWER編集部)