バイエルンに所属するフランス代表DFリュカ・エルナンデス(24)にパリ・サンジェルマン(PSG)が接触しているようだ。

昨夏、アトレティコ・マドリーからブンデスリーガ史上最高額となる8000万ユーロ(約94億円)で加入したリュカ。

しかし、昨年10月に負った右足首じん帯部分断裂による長期離脱を経験すると、復帰後もカナダ代表MFアルフォンソ・デイビスや、オーストリア代表DFダビド・アラバとのポジション争いで苦戦。とりわけ、ハンジ・フリック監督の就任以降、最終ラインにはビルドアップや攻撃への貢献が求められており、コンディションが万全となったとしても立場は微妙なところだ。

そして、フランス『フット・メルカート』が伝えるところによれば、リュカは早くもバイエルン退団を希望しているという。その理由のひとつにはドイツでの新たな暮らしに適応できていない妻の存在もあるようだ。

一方、PSGはブラジル代表DFチアゴ・シウバとU-18フランス代表DFタンギ・クアシというセンターバックの2選手が今季限りで退団することになり、左サイドバックのフランス代表DFレイヴァン・クルザワの退団も既定路線と見られている。

そのため、センターバックと左サイドバックでプレー可能なリュカは魅力的な選択肢だ。

すでにバイエルンの同僚で、PSG育ちのフランス代表FWキングスレー・コマンからクラブの情報を集めているとされる、同選手に対してPSGは接触を図っている模様。先週にはパリで代理人と話し合いを行ったとの情報もある。

ただ、バイエルンは大枚を叩いて獲得したリュカを安売りするつもりはなく、獲得時の8000万ユーロが交渉の最低ラインとなるようだ。また、PSGでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるレオナルド氏も、今夏の移籍マーケットで1億ユーロ(約120億円)もの補強は困難だと語っており、移籍実現の可能性は低い模様だ。