14日、テニスゲーム「AOテニス 2」が日本でもオーイズミ・アミュージオから発売された。それに併せて、YouTubeでは西岡良仁(日本/ミキハウス)が兄でテニスコーチの西岡靖雄と対戦する動画も公開されている。「AOテニス 2」は、「全豪オー…

14日、テニスゲーム「AOテニス 2」が日本でもオーイズミ・アミュージオから発売された。それに併せて、YouTubeでは西岡良仁(日本/ミキハウス)が兄でテニスコーチの西岡靖雄と対戦する動画も公開されている。

「AOテニス 2」は、「全豪オープン」をテーマにした人気のテニスゲーム。シングルス、ダブルスで戦うモードに加えて、オリジナルの選手を作って楽しむキャリアモードなどが搭載されている。

また、ラファエル・ナダル(スペイン)、マリン・チリッチ(クロアチア)、アシュリー・バーティ(オーストラリア)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)ら実名選手が登場する。

選手の顔やウェアといった見た目はもちろん、ラケットの持ち方やスイングの仕方、クセなども分析・調整されており、リアルなプレーを楽しむことができる。

会場も「全豪オープン」のメインスタジアムである「ロッド・レーバー・アリーナ」などを緻密に再現。夢の対戦を繰り広げることができる。

このソフトの発売を記念して、オーイズミ・アミュージオのYouTubeでは西岡兄弟による対戦の様子が公開されている。昔はよく一緒にゲームをしてはケンカをしていたという2人。西岡良仁が「今日はなるべくケンカしないように…」と語るも、兄の西岡靖雄は「いや、ケンカするよ。現実では勝てないですけど、ゲームだけでもやっぱ勝たせてほしいな」とやる気満々の様子。

実際に今年の「全豪オープン」でノバク・ジョコビッチ(セルビア)とロッド・レーバー・アリーナで対戦した西岡良仁は、コートインする様子を見たときに「1月これ通って入ってきたもん、ジョコビッチと」とそのリアルさに驚くと、西岡靖雄も「下のエミレーツのマットもちゃんと再現してある」と驚いた。

ニック・キリオス(オーストラリア)、スタン・ワウリンカ(スイス)といった有名選手を使ってシングルスとミックスダブルスを戦った2人。和気あいあいとプレーする様子は、兄弟ならではといったところだ。

新型コロナウイルスの影響でテニスの大会が行われなくなって久しいが、海外では「テニス ワールドツアー」を使った「マドリードオープンテニス バーチャルプロ」や、「マリオテニス エース」を使った「Stay at Home Slam」など、オンラインでの大会でトップ選手たちがプレーする様子が配信されている。

ツアーの再開までまだしばらくかかるだろう今、これらのゲームでテニスの面白さや選手たちのすごさを改めて感じてみるのも良いかもしれない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Morgan Hancock/Getty Images)