タイソンと“神様”ジョーダン、意外な2人による32年前のあわや乱闘騒ぎの秘話とは

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)が、エキシビションでリングに復帰する可能性が浮上している中、32年前に起きた“神様”マイケル・ジョーダン氏(米国)との秘話が明かされている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 2つの競技の歴史的スーパースターが火花を散らしたことがあるという。同メディアは「マイク・タイソンは1988年のある夕食会でマイケル・ジョーダンを殴りそうになった」の見出しで記事を掲載。話は32年前に遡るようだ。

 記事によると、シカゴで行われたNFL・ベアーズの殿堂入り選手であるリチャード・デントの28歳の誕生日パーティーに、タイソンとジョーダンが出席した時のことだった。記事では「それは不穏な空気の夕食会だった」と説明。ベアーズのコーチ、マイク・ディトカ氏とタイソンのマネージャーであるロリー・ホロウェイ氏も招待されていたという。さらにこう続けている。

「タイソンは当時、惑星で最も恐れられていた男であり、無敗のヘビー級王者として君臨していたが、元妻のロビン・ギブンズと離婚の協議が進められていた時だった。タイソンより4つ年上のジョーダンはかつて、ギブンズと若手の時に交際していたことがあった」

 タイソンの元妻が、かつてはジョーダンとも交際していたという。記事ではホロウェイ氏の著書「テイミング・ザ・ビースト」を引用する形で「タイソンはカクテルを飲みすぎていて、顔が赤くなっていた。そして、過去にギブンズと交際していたことについて、ジョーダンに悪口を言い放った」と当時のピリついた様子をつづり、こう説明している。

「マイクはテーブル越しにジョーダンをじっと見つめ『おいこの野郎、俺はバカなのか? そしてお前が俺の尻軽女と付き合っていたことを知っている。教えろよ』と言った」

周囲もヒヤリ「タイソンを押さえつけようとした」

 酔ったタイソンはジョーダンに詰め寄ったという。世界を魅了した大男同士の“激突”か。ホロウェイ氏の著書にはこうつづられているそうだ。

「あの日の夜はめちゃくちゃだった。周りの人間は話を変えようとした。私ともう一人はマイクを押さえつけようとした。マイクは周りのみんなにジョーダンの尻を叩いてやると言っていた。ジョーダンはいつもの通り凄い服を着ていたので、動きやすい格好ではなかった」

 記事によると、ベアーズコーチのディトカ氏も地方紙「シカゴ・サンタイムズ」に「マイケル・ジョーダンは口論をする気がなかった。彼は素晴らしい人間だ」と語っていたという。さらに「そして何より諸悪の根源はアルコールだ。あなたも酒を飲むと何か口走ってしまうときがあるだろう。それが起きたってことだ」とアルコールの影響が大きかったとしている。

 タイソンとジョーダン。スーパースターが同じ酒席で一触即発の事態となっていたようだ。(THE ANSWER編集部)