現在開催中のプロテニス選手が参加するオンライントーナメント「マドリードオープンテニス バーチャルプロ」。この大会に参加しているアンディ・マレー(イギリス)の、セルフ実況でエキサイトする姿が面白…
現在開催中のプロテニス選手が参加するオンライントーナメント「マドリードオープンテニス バーチャルプロ」。この大会に参加しているアンディ・マレー(イギリス)の、セルフ実況でエキサイトする姿が面白いと話題になっている。
この大会はゲームソフト「テニス ワールドツアー」を介して行われ、1・2日目の予選ラウンドは4人ずつに分かれてリーグ戦を戦い、上位2名が準々決勝進出となる。マレーはラファエル・ナダル(スペイン)、ブノワ・ペール(フランス)、デニス・シャポバロフ(カナダ)と同じグループ1。
マレーは1日目にペールと試合し、ゲームカウント3-1で勝利。だが、勝利よりもセルフ実況の方がこの日のハイライトだったとATP(男子プロテニス協会)が報じている。
マレーはゲームのし過ぎでガールフレンドと破局したという噂もあるほどのゲーム好き。この大会でもゲーム好きの片鱗を見せた。
リラックスしながらゲームをする選手が多い中、マレーは試合中「僕のキャラは何でそっちに行くんだ!そっちに行くんだ!」「あそこだ!行け!」「あー!何でそこでロブを打つんだ!」などと絶叫。ポイントを取った時は実際の試合でも言うように「カモン!」と叫んでいた。
更にはマッチポイントでは、ペールとのおしゃべりに夢中になってしまい、まさかのタイムバイオレーションを受ける場面もあった。
だがゲーム好きということでその実力は高く、2日目もナダルとシャポバロフにどちらもゲームカウント3-0で完勝。余裕の準々決勝進出を決めている。
なお、グループ3で戦っていた錦織圭(日本/日清食品)は1勝2敗で予選ラウンド敗退となっている。
WOWOWメンバーズオンデマンドでは、大会の模様をライブ配信する予定だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「ATP1000 上海」でのマレー
(Photo by TPN/Getty Images)