錦織圭(日本/日清食品)らプロテニス選手が参加するオンライントーナメント「ムトゥア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ」。現地27日開幕に向けて、グループリーグの組み分けが大会公式サイトで…

錦織圭(日本/日清食品)らプロテニス選手が参加するオンライントーナメント「ムトゥア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ」。現地27日開幕に向けて、グループリーグの組み分けが大会公式サイトで発表された。

ゲームソフト「テニス ワールドツアー」を介してテニスを競い合う今大会。男女それぞれ、グループ分けは以下の通りに決まった。

<男子選手>

グループ1:ラファエル・ナダル(スペイン)、ガエル・モンフィス(フランス)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、アンディ・マレー(イギリス)

グループ2:ドミニク・ティーム(オーストリア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、ジョン・イズナー(アメリカ)、ダビド・フェレール(スペイン)

グループ3:ステファノス・チチパス(ギリシャ)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)、錦織圭(日本/日清食品)、フランシス・ティアフォー(アメリカ)

グループ4:アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、カレン・ハチャノフ(ロシア)、ルカ・プイユ(フランス)

<女子選手>

グループ1:カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)、フィオナ・フェロ(フランス)、カルラ・スアレス ナバロ (スペイン)

グループ2:エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、ジョハナ・コンタ(イギリス)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)

グループ3:ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、マディソン・キーズ(アメリカ)、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)

グループ4:キキ・バーテンズ(オランダ)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、ドナ・ベキッチ(クロアチア)、ユージェニー・ブシャール(カナダ)

錦織はチチパスらと同じ、グループ3に。先日出場が発表された際、錦織は「このユニークな体験でマドリードの大会に貢献できることに興奮しています」とコメントした。現実の「ATP1000 マドリード」では2014年に準優勝している錦織だが、ゲームの腕前は如何ほどか注目される。

また、グループ1ではナダルとマレーが同組となった。現実のツアーでは、特にクレーで無敵の強さを誇る「赤土の王者」ナダル。ラケットをゲームコントローラーに持ち替えても、タイトルを獲得することはできるだろうか。

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今回のオンラインゲーム大会「ムトゥア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ」は4月27日から30日の4日間で開催される。ゲームソフト「テニス ワールドツアー」を介して、ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)の選手たちそれぞれ16名が自宅からバーチャルなマドリード大会に参加する。

大会公式サイトによると、大会フォーマットは次の通り。16名のシングルス選手が2つのドロー(ATPとWTA)にそれぞれ参加し、まず4つのグループに分かれる。そして、各グループの1位と2位が決勝トーナメントである準々決勝に進出するというもの。

それぞれのドローに賞金15万ユーロ(約1,744万円)が設けられており、優勝者は現在経済的に苦しんでいるテニス選手に賞金からいくら寄付するかを決めることができる。さらに追加の5万ユーロ(約581万円)は、新型コロナウイルスによる社会的影響を軽減するために活用される。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2020年4月25日時点

※写真は2019年「全米オープン」での錦織

(Photo by Mike Stobe/Getty Images)