オリバー・ソルベルグがラリースクールDirtfishの協力を得てDiRT Rally 2.0上で主催するeスポーツラリーシリーズ「ソルベルグ・ワールドカップ」は、4月19日に初戦のHTBレーシング・ラリーモンテカルロが終了し、1万1万140…

オリバー・ソルベルグがラリースクールDirtfishの協力を得てDiRT Rally 2.0上で主催するeスポーツラリーシリーズ「ソルベルグ・ワールドカップ」は、4月19日に初戦のHTBレーシング・ラリーモンテカルロが終了し、1万1万1405人の参加者を集める大盛況となった。

リアルのラリーモンテカルロ同様、スノー、アイスから、解けかかった氷にドライターマックと、難関名門戦の難しさがフィーチャーされたコンディションとなった。12ステージを終えるまでにエントリーしたゲーマーは1万1000人を突破。この中にはオリバーはもちろん、初めてバーチャルのラリーに挑んだ2003年のWRCチャンピオンでオリバーの父であるペター・ソルベルグも含まれている。

オリバーは、自身が1月のラリーモンテカルロでドライブしたのと同じフォルクスワーゲン・ポロ R5をチョイスし、総合15位でこのイベントをフィニッシュ。自分のタイムには満足を見せた。
「トリッキーだったよ」とオリバー。
「モンテは決して楽にはいかない。ゲームの上でも、本当にリアルにこの部分が再現されていたね! チュリニのような場所ではアイスやスノーが出てきて、タイヤチョイスやどれだけプッシュできるか、集中するのが本当に難しかった」
「ゲームではダメージがすごくシビアなので、石などに引っかけてしまうとパンクしたり、サスペンションにダメージが及んだりする。ステージの真ん中にいれば最高。ゲームの中でも夢中になってしまうよ。ものすごく集中した。信じられないよ」

「でも競技以上に、このソルベルグ・ワールドカップに参加してくれた人の数は、とにかく信じられない。1万1000人以上だよ、クレイジーだ! 本当にありがとう」

一方、ペターはさっそくバーチャルでのダメージを経験し、序盤でパンク。その後、挽回し、143位でフィニッシュした。
「かなりハッピーだよ」とペター。
「簡単ではなかったね。オリバーも言うように、本当に集中する。このような形でラリー車をドライブする経験はあまりないから、このリザルトは自分としては上出来。ペースも、ものすごく高かった。上位のみんなはどこでも限界まで攻めていたが、自分は経験上、山ではすぐにやられることを知っているからね!」

「オリバーも言った通り、参加してくれた多くのみんなに心から感謝したい。このプロジェクトを話し始めた時は、数百人は集まってくれるといいね、と考えていたんだ。もしかしたら1000人集まるかなと。でも、今回、参加者が1万1000人、素晴らしいよ!」

今回のHTBレーシング・ラリーモンテカルロでは、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5のルーカス・マテヤがトップタイムとなった。その他、HTBレーシングが提供するウェアが贈られるSur-prize賞も発表されている。




ソルベルグ・ワールドカップは、第2戦サークルK ノルゲ・ラリーバームランドが4月20日から始まっている。高速の林道ステージを攻めるウインターコンディションのスウェーデンが舞台だ。

ソルベルグ・ワールドカップの模様は、オリバーのSNSチャンネルで情報を随時更新中だ。@oliversolberg01 で検索を。

ソルベルグ・ワールドカップ公式サイト
https://www.oliversolberg.com/solbergworldcup