「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス1回戦で世界99位の内山靖崇(日本/北日本物産)が、世界962位の36歳ルー・…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス1回戦で世界99位の内山靖崇(日本/北日本物産)が、世界962位の36歳ルー・イェンシュン(台湾)と対戦。内山が3-6、6-1、6-2で勝利し、2回戦進出を果たした。試合時間は1時間50分。

両者は今回が初の対戦。予選決勝で杉田祐一(日本/三菱電機)をストレートで破った内山が、見事昨年12月の太ももの肉離れから復帰後初となるツアー本戦勝利を飾った。

第1セットの中盤でルーにブレークを喫した内山。このセットでは合計3度のブレークポイントを握りながらもものにできず、3-6で第1セットを落とした。しかし、第2セットになると内山が盛り返す。第2、第6ゲームでブレークし、6-1で第2セットを取る。

そして第3セットでもルーにブレークを許さず、6-2で第3セットを奪って逆転勝利を決めた。

内山は第2、第3セットでのファーストサーブ成功率が44%、63%とあまり良くなかったが、そこからのポイント獲得率が91%、87%と高く、確実にポイントを奪っての逆転勝利となった。

内山は予選突破時に自身のTwitterで「ドバイATP500の予選を突破しました!足の不安も無くなってきて、少しずつリズムが良い流れでテニスが出来てきていると思います」と投稿していた。

勝利した内山は、2回戦で第3シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは現在出場2大会連続優勝中と絶好調で、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での内山靖崇

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)