NPO法人モンキーマジック“小林幸一郎”が考える障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめるクライミング空間 「見えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、フリークライミングを通して、視覚障害者をはじめとする人々の可…

NPO法人モンキーマジック“小林幸一郎”が考える障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめるクライミング空間

「見えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、フリークライミングを通して、視覚障害者をはじめとする人々の可能性を大きく広げることを目的に活動しているNPO法人モンキーマジック代表の“小林幸一郎”が、クラウドファンディングサービスのREADYFORを通じて、障害者サインつきのチョークバッグを製作・希望する障害者クライマーに無料配布し、誰もが楽しめるクライミング空間を提案する。

小林幸一郎コメント:ボルダリング・クライミングは東京オリンピックの追加種目最終候補にもなっている、自然の岩やカラフルな人工の石がつけられた壁を登るシンプルなスポーツです。
障害者も楽しめるスポーツなのですが、障害によっては周囲の状況を把握できず、安全のためのルールを守れないことがあります。そこで私たちは「私には障害があるんです。」ということを周囲に知らせるサインとして、「チョークバッグ」を活用することを思いつきました。
チョークバッグとは、ほとんどのクライマーが利用しているすべり止めの粉(チョーク)が入った腰に下げる小さなバッグです。このオリジナルデザインのチョークバックを製作し、希望する障害者クライマーに無料で配布するための費用が100万円必要です。完成は9月頃を予定しています。

ボルダリング・クライミングは高いところへ登るため、障害者には危険というイメージを持たれるが、小林は実績と経験から、マットやロープでの安全確保、ルールをしっかりと守ることで、安全そして年齢や性別、障害の有無にかかわらず、みんなが一緒に楽しむことができると自信をもって話す。
しかし、目が見えない、耳が聞こえないなどの理由でどうしても周囲の状況を把握できず、完全にはその安全のためのルールを守れないこともある。例えば、ボルダリング・クライミングには「登っているクライマーの下には入ってはいけない」という大原則ルールがあるが、視覚障害者の場合、まれにそこが危険な位置だと気づかずに、立ってしまっていることがあります。また、聴覚障害者の場合、危険を知らせる際、声がけだけでは分からない。
そこで考えられたのが「私には障害があるんです。」ということを周囲に知らせるサインとして、クライマーの必須アイテム「チョークバッグ」を活用するアイデア。同じ空間でボルダリング・クライミングを楽しんでいる障害者がより”自然”で”スマート”に表現方法だ。

小林の本プロジェクトの目的はチョークバックを製作し、配布することだけではなく、ボルダリング・クライミングの専門雑誌への広報やクライミング施設へのポスター掲示依頼などを行うことで、このチョークバッグを通じて障害者クライマーへの理解促進を図ること。
「一緒に登りませんか?」、「何かお手伝いしましょうか?」そんな声がけひとつで障害者と健常者、お互いの世界が広がり笑顔がうまれる。
様々な障害をもつクライマーが、そこにいることが”普通”になり、自然の岩場やクライミング施設で笑顔の輪がひろがることがモンキーマジックを率いる“小林幸一郎”の願いである。
FINEPLAYはNPO法人モンキーマジック代表“小林幸一郎”さんのクラウドファンディングサービスREADYFORを通じた本プロジェクトに賛同致します。みんなの少しずつの力が大きなサポートになります!