東京五“輪”で新たな“夢”を抱く、17歳のアスリートが金メダルという宿命へ向き合っている。

そのアスリートとは、BMXフリースタイルパーク​・中村輪夢(りむ)だ。

昨年開催のW杯年間王者・中村輪夢は、東京五輪でのメダル獲得が期待される日本を代表するアスリート。毎日のトレーニングは、海外遠征も含めて休みなどない。

有名なエピソードとして、彼の父と自身のBMXとの生まれ持った繋がりがあるという。自転車のパーツの一部、「リム」という部分からとって「輪夢(りむ)」と名付けられ、自然とBMXと慣れ親しんだ幼少時代を経て、数年後には日本代表選手へと頭角を表す。

22日、オリンピックイヤーとなる2020シーズンの幕開けに相応しく、BMXシーンに新たな展開が巻き起こった。

「ウイングアーク1st」が京都・宇治市内に新たに建設したBMX専用パーク「ウイングパーク1st」のメディア公開である。中村輪夢本人も、東京五輪で新種目として実施される(自転車)BMXフリースタイルパークの日本代表とし練習場に姿をみせた。

しかも練習場は、中村の所属先である「ウイングアーク1st」が新たに建設した専用パーク「ウイングパーク1st」だったのだ。22日には、オープン発表会も行われ、パークの全貌が明かされた。

「ウイングパーク1st」は、屋内パークで天候を気にせずにトレーニングを積むことが可能で、世界基準のサイズだけでなく、9台のカメラも配置して動作分析も行えるという。

総工費は、約4億円らしく中村本人と父・辰司氏が、世界中のパークで経験したセクションを取り入れたものらしい。

東京五“輪”で大きな“夢”を掴む覚悟は、ひとつ。17歳の世界への挑戦は、今日も続いていく。

文/スポーツブル 編集部

中村輪夢 / Profile

中村輪夢(なかむら・りむ)京都府出身。BMXライダーでBMXショップも経営している父親の影響で、3歳から自然とBMXに乗り始めると、5歳で大会に初出場。中学生でプロ転向を果たした。今年8月に行われた世界最大級のエクストリームスポーツの祭典「Xゲームズ」に日本人として初出場を果たし銀メダルを獲得。大会史上最年少でのメダリストとなった。名前の由来は自転車の車輪の部品である「リム」から、漢字は車輪・五輪の「輪」と「夢」で「輪夢」と名付けられた。

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