12日、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース第5節(最終節)セ・リーグが終了し、大会オフィシャルレポートが公開された。 ____ 一般社団法人日本野球機構(以下NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテイン…

12日、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース第5節(最終節)セ・リーグが終了し、大会オフィシャルレポートが公開された。

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一般社団法人日本野球機構(以下NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共同で主催する「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンの、最終節となるeペナントレース第5節(セ・リーグ)の試合が終了しましたので、本日の試合結果速報をお知らせします。

激戦のセ・リーグを制したのは東京ヤクルトスワローズ。2位の読売ジャイアンツ、3位の中日ドラゴンズとともに、上位3球団が、18日(土)と19日(日)に開催される「eBASEBALL プロリーグ 2019シーズン コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」に駒を進めました。

優勝した東京ヤクルトスワローズのキャプテン・大川泰広選手は「自分たちの試合で優勝が決まった訳ではなかったので実感が湧きませんでしたが、皆さんが喜んでくれているのを見て、優勝をしたことを実感できました。これからの試合に向けては、自分たちのベストを尽くし、チーム一丸となって、日本一を目指していきたいと思います。」と喜びを語りました。

ゲストには、プロ野球OBの高木豊さんや野村弘樹さん、声優の渡部優衣さんが登場。白熱のeペナントレース第5節を盛り上げました。

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試合結果はこちら、順位表はこちら、個人成績はこちら

最終節の振り返りは以下。

<第1カード>阪神タイガース VS 東京ヤクルトスワローズ

ⓒNippon Professional Baseball / ⓒKonami Digital Entertainment

第1試合/岸川虎太朗選手(阪神) 1 – 8 高良匡史選手(ヤクルト)

1-1の同点で迎えた3回表、ヤクルト(高良)の打線が爆発。2ランホームランを皮切りに、バックスクリーンへ3者連続ホームランを放ち一挙4点を追加。ヤクルトは5回にも3ランで追撃し、8-1で快勝した。

第2試合/辻恭平選手(阪神) 0 – 4 藤本洋介選手(ヤクルト)

投手戦でスタートした第2試合。ヤクルト(藤本)が2回裏にソロホームランで均衡を破ると、4回裏には、ソロホームランを3連発。ヤクルトは2試合連続の3者連続ホームランで勢いをつけ、阪神打線を1安打に完封し、4–0で勝利。「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」への出場権であるリーグ3位以上が確定した。

第3試合/森翔真選手(阪神) 3 – 4 大川泰広選手(ヤクルト)

レジェンドOB枠に阪神は井川慶選手、ヤクルトは真中満選手が起用された。2回裏に阪神(森)がヒットで出塁すると、ヤクルト(大川)の一塁への牽制球が逸れる痛恨のエラー。ランナーが2塁へ進むと、2ベースヒットで1点を先制。さらに2ランホームランを放ち、この回一挙3点得点。4回表、流れを止めたいヤクルトは2ランホームランで反撃すると、5回表、「eBASEBALL プロリーグ」の応援監督を務める真中満選手がヒットで出塁。一打逆転のチャンスに代打で起用された中村悠平選手が期待に応える見事な逆転ツーランホームランを放った。両チームのキャプテン対決にふさわしい白熱した試合はヤクルトが1点リードを守り切って4-3で逆転勝利。ヤクルトが3連勝し、リーグ優勝に望みをつないだ。

<第2カード>中日ドラゴンズ  VS 読売ジャイアンツ

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第1試合/新井宇輝選手(中日) 2 – 1 高川健選手(巨人)

第4節でマジック2が点灯し、自力での優勝を決めたい巨人・高川に、元オリンピック選手の父を持つ高校生プロプレイヤーの中日・新井が挑む注目の一戦。1回裏、中日(新井)が2ランホームランで2点を先制。4回表、巨人(高川)がソロホームランで1点を返すが、ヤクルト(新井)が見事な投球で巨人打線を抑え込み、2-1で勝利した。新井は最終節で嬉しいプロ初勝利を挙げた。

第2試合/脇直希選手(中日) 0 – 0 舘野弘樹選手(巨人)

中日が勝利するとヤクルトの優勝が確定する、巨人としては負けられない一戦。緊迫した投手戦となって両チーム無得点のまま迎えた5回裏、巨人(舘野)が一塁にランナーを進めるが、中日(脇)が好投を見せ、第4節終了時点で、セ・リーグの本塁打と打点でトップに立つ強打の舘野を抑え、0-0の引き分けとなった。館野は今シーズン初の無得点試合となった。

第3試合/岡久将吾選手(中日) 1 – 1 坂東秀憲選手(巨人)

巨人の優勝がかかる大一番は坂東に託された。1回裏、中日(岡久)が1点を先制するが、3回表に巨人(坂東)が反撃。タイムリーヒットで1点を返し、ランナー2塁、3塁のチャンスにレジェンドOBの王貞治選手が登場。中日は申告敬遠を選び、巨人は満塁のチャンスとなるが、中日はレジェンドOB・荒木雅博選手を中心とした堅い守りでピンチを切り抜けた。均衡が破れぬまま、試合は1-1の引き分け。この試合結果を受けて、東京ヤクルトスワローズの優勝が確定した。

プロ野球OBで解説の野村弘樹さんはレジェンドOBとして巨人の王貞治選手が登場したことについて、「私が野球を始めるきっかけになったような選手たちです。こんなにうれしいことはないと思います。」と感激を語った。

<第3カード>横浜DeNAベイスターズ VS 広島東洋カープ

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第1試合/髙羽和宏選手(DeNA) 0 – 2 伊勢家雄次選手(広島)

3回に西川選手のタイムリーで先制した広島(伊勢家)が4回にも長野選手でバックスクリーンに確定HRを放り込み、終始試合を有利に運んだ。投げては巧みなピッチングでDeNA(高羽)に的を絞らせず完封勝利を収めた。

第2試合/渡邉輝哉選手(DeNA) 4 – 5 大寺量亮選手(広島)

初回にロペス選手のHRで先制したDeNA(渡邉)だったが、思うような投球が展開できず乱打戦となった。最終回に松山選手への失投を完璧に捉えた広島(大寺)がサヨナラHRで激戦を制した。

第3試合/河合祐哉選手(DeNA) 0 – 0 徳田直也選手(広島)

お互いに譲らぬ投手戦は両者無得点のまま引き分けとなった。初回から足技を絡めて攻め立てたDeNA(河合)だったが、広島(小早川)の勢いある投球を打ち崩す事ができなかった。 この結果を踏まえ、中日ドラゴンズが3位での「コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」への進出を決めた。

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2020年1月18日(土)19日(日)には、「eBASEBALL プロリーグ 2019シーズン コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」が開催される予定だ。

文/スポーツブル 編集部

画像 ⓒNippon Professional Baseball  ⓒKonami Digital Entertainment

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