全日本高校選手権第4日(11日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)男女の準決勝が行われ、初優勝を狙う東山(京都…

 全日本高校選手権第4日(11日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)男女の準決勝が行われ、初優勝を狙う東山(京都)は松本国際(長野)に3-0と快勝。

 初めて立ったセンターコートで東山の主将、高橋藍(らん、3年)が輝きを放った。昨夏の高校総体準決勝で敗れた松本国際にリベンジを果たして、初めての決勝進出を決めた。

 「(松本国際を)倒すために、ずっと頑張ってきた。勝てたのは第2セット目を取れたから」

 山場は25-19で先取して迎えた第2セット。20-23と劣勢に立たされたが、同世代屈指のアタッカー高橋の強打が決まり、相手のミスも誘発した。28-26で奪取すると第3セットは25-14と圧倒。高橋は両チーム最多の30得点を量産した。

 普段の練習では精神力も鍛え上げた。ゲーム形式では20-22とリードを許す場面を設定し、逆転で勝ち切るまで終わらない。逆境に打ち勝つ訓練を重ね、「メンタル面とサーブで攻める姿勢」を培った。第2セットの逆転劇で成果を証明した。

 「ワクワクしている。最初から全力でぶつかって日本一をつかみたい」。1回戦から全5試合でストレート勝ち。高橋がチームを“完全優勝”へと導く。 (石井文敏)