11日、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース第5節(最終節)パ・リーグが終了し、大会オフィシャルレポートが公開された。 ____ 一般社団法人日本野球機構(以下NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテイン…

11日、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース第5節(最終節)パ・リーグが終了し、大会オフィシャルレポートが公開された。

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一般社団法人日本野球機構(以下NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共同で主催する「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンの、eペナントレース第5節 (パ・リーグ)の試合が終了しましたので、本日の試合結果速報をお知らせします。

激戦のパ・リーグを制したのは千葉ロッテマリーンズ。2位のオリックス・バファローズ、3位の東北楽天ゴールデンイーグルスとともに、上位3球団が、18日(土)と19日(日)に開催される「eBASEBALL プロリーグ 2019シーズン コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」に駒を進めました。

優勝した千葉ロッテマリーンズのキャプテン・下山選手は「厳しいシーズンを戦い抜いたご褒美だと思うので、今日は喜びを噛みしめたい。また明日からは、今後の試合に向けて気を引き締めて準備していきたい。」と喜びを語りました。

また、2018シーズンMVPに加え、首位打者、本塁打王、打点王、最優秀防御率に輝いた緒方寛海選手(埼玉西武ライオンズ)は、本日の試合が「引退試合」となり、プロ最終戦を満塁本塁打を含む持ち前の圧倒的な打撃力を発揮し、有終の美を飾りました。

ゲストには、プロ野球OBの多村仁志さんや黒木知宏さん、野球ファンでタレントの川村ゆきえさんが登場し、白熱のeペナントレース第5節を盛り上げました。

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試合結果は、こちら 順位表は、こちら  個人成績は、こちら 最終節の試合振り返りは、以下。

<第1カード>東北楽天ゴールデンイーグルス VS 千葉ロッテマリーンズ

第1試合/高田和博選手(楽天) 0 – 0 柳虎士郎選手(ロッテ)

両チーム毎回のようにランナーを出塁させるも、決定打が出ない緊迫した試合展開となった。高田(楽天)は最終回に一死一三塁とサヨナラのチャンスを作るも、柳(ロッテ)の冷静な投球の前にあと一本が出なかった。

第2試合/井上将旭選手(楽天) 5 – 3 町田和隆選手(ロッテ)

第4節終了時点で首位打者の井上(楽天)が8安打5得点と高い打撃力を発揮した。町田(ロッテ)は試合終盤に3点を挙げ一打同点の状況まで食らいつくも、井上が粘り強い投球で逃げ切った。

第3試合/岡田郁斗選手(楽天) 0 – 9 下山祐躍選手(ロッテ)

下山(ロッテ)がリーグ優勝への執念を打撃にぶつけた。連打、盗塁、スクイズに加え、レジェンドOB・初芝清選手の本塁打を含む多彩なパターンで11安打9得点の猛攻。守っては完封で、eペナントレース最終戦を大勝で締めくくった。

<第2カード>オリックス・バファローズ  VS 北海道日本ハムファイターズ

第1試合/指宿聖也選手(オリックス) 6 – 1 及川裕也選手(日本ハム)

本塁打王争いを演じる指宿(オリックス)が、1回裏吉田正尚選手の本塁打で先制。その後も着実に加点して徐々に点差を広げ、隙を見せない投球で及川(日本ハム)を封じ、先鋒の役割を果たした。指宿はパ・リーグ唯一の6勝無敗の好成績を残した。

第2試合/高川悠選手(オリックス)  2 – 1 相澤一久也選手(日本ハム)

4回表に大城選手のタイムリーヒットで勝ち越した高川(オリックス)が接戦を制した。相澤(日本ハム)も粘りを見せて最終回に一打逆転サヨナラの場面を作るも、強気の配球の高川を打ち崩すことはできなかった。オリックスは最終戦に優勝への望みをつないだ。

第3試合/松井徳成選手(オリックス) 1 – 4 鴇田貴大選手(日本ハム)

優勝がかかる大一番でプロ初勝利を目指す松井(オリックス)は、レジェンドOB山田久志選手を先発に起用したが、2回表に中田選手のHRで先制を許す。鴇田(日本ハム)は先発のレジェンドOB岩本勉選手を巧みに操って試合を作り、後続の投手も逆転を許さず逃げ切った。 

<第3カード>埼玉西武ライオンズ VS 福岡ソフトバンクホークス

第1試合/神谷将徳選手(西武) 1 – 0 大石直弥選手(ソフトバンク)

神谷(西武)が秋山選手で先頭打者本塁打を放ち先制。その後は両者とも堅い守りで得点を許さず、先頭打者本塁打がそのまま決勝点となった。神谷は昨シーズンからeペナントレース全試合で本塁打を記録。大石(ソフトバンク)は一球に泣く結果となった。

第2試合/大上拓海選手(西武) 2 – 5 加賀谷颯太選手(ソフトバンク)

加賀谷(ソフトバンク)が初回に2本塁打で3点を先制。大上(西武)も2本のソロ本塁打で追い上げるも、加賀谷が更に2本塁打で突き放した。全得点が本塁打の派手な空中戦は4本塁打を放った加賀谷が制した。

第3試合/緒方寛海選手(西武) 8 – 2 加賀谷颯太選手(ソフトバンク)

今シーズンでの「eBASEBALLプロリーグ」引退を表明した緒方(西武)が、自身のラストゲームで「らしさ」全開のプレイで魅せた。中村選手の満塁本塁打を含む一発攻勢で4本塁打8得点を挙げ、試合を決めた。eBASEBALLプロリーグ史上初となる1カード2戦出場でeクライマックスシリーズ進出に賭けた加賀谷(ソフトバンク)は悔しい敗戦となった。

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2020年1月18日(土)19日(日)には、「eBASEBALL プロリーグ 2019シーズン コカ・コーラ eクライマックスシリーズ」が開催される予定だ。「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン、あす12日はセ・リーグの熱戦が繰り広げられる。

文/スポーツブル 編集部

画像 ⓒNippon Professional Baseball  ⓒKonami Digital Entertainment

 

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