eBASEBALLプロリーグ第5節、ドラゴンズはジャイアンツに3連勝すれば他球団の結果に関わらずCS進出が決まる。さらにタイガースがスワローズに、カープがベイスターズに2勝1敗以上もしくは1勝1敗1分ならば優勝の可能性も残っている。1試合で…

eBASEBALLプロリーグ第5節、ドラゴンズはジャイアンツに3連勝すれば他球団の結果に関わらずCS進出が決まる。さらにタイガースがスワローズに、カープがベイスターズに2勝1敗以上もしくは1勝1敗1分ならば優勝の可能性も残っている。1試合でも負けたり引き分けたりした場合は他球団の結果によって決まる。2敗した段階でCS進出は不可能になる。ボーダーラインは2勝1敗だろう。第4節で3連勝してCS進出の可能性を残したとはいえ、なかなか厳しい戦いとなる。 

その第5節のロースターに私の名前はない。 

プロリーグ規則では「eペナントレース最終節までに必ず一人5ゲーム以上出場しなければならない」とある。ここまで岡久(デジうち)選手と新井(みかん)選手が4試合に出場、私と脇(みぞれん)選手が5試合に出場したので、岡久選手と新井選手が出場するのは確定していた。残る1試合は私と脇選手のどちらかが出場することになるのだが、これまでの成績や直近の調子などを考慮した上で、脇選手が出場するロースターとなった。 

新井選手はドラフト指名直後に比べると本当に成長した。脇選手はエースとしてチームの苦しい場面を救ってくれた。岡久選手は他の誰にもない発想でチームを導いてくれた。 

少しでも長い時間、彼らと同じチームで戦いたい。生き残りをかけたカードに出場できないのは歯がゆいが、チームメイトがCSに連れて行ってくれると信じて、第5節はサポートに徹していこうと思う。 

文・菅原翔太(eBASEBALLプロリーグ2019シーズン中日ドラゴンズ代表選手・キャプテン)