eBASEBALLプロリーグは、いよいよ大詰めの第5節を迎える。レギュラーシーズン最終節だが、全球団にeクライマックスシリーズ(以下、「CS」)進出の可能性が残されている。セ・リーグは巨人にマジック2、パ・リーグはロッテにマジック3が点灯しているが、両リーグとも5位までの球団に優勝の可能性が残されている大混戦となっている。目が離せない第5節、各カードの注目選手を紹介しよう。 

楽天(4位)vs.ロッテ(1位) 

一時は首位に浮上したものの前節で3連敗を喫した楽天は、炎のキャプテン下山(スンスケ)率いる首位ロッテに挑む。ここまで1勝ずつと苦しむ高田(TKD)と岡田(okd)がCS進出へ鍵を握る。ロッテは現役高校生の柳(ゆさ)が第1試合で登場。今季、全国中高生大会優勝、e交流戦優勝と波に乗る若武者がパ・リーグ優勝の3冠目へ先陣を切る。 

オリックス(2位)vs.日本ハム(5位) 

CS進出に後がない日本ハムは逆転優勝を狙うオリックスと対戦。ここまで日本ハムは5位と苦しんでいるが、パ・リーグ相手には勝率7割の強さを見せている。前節で楽天相手に3連勝で息を吹き返した日本ハムが、勢いそのままにCS進出をつかみ取れるか注目だ。第1試合では、前節サヨナラホームランを放った及川(JOY)が今季5勝の指宿(みっすん)との試合に臨む。互いにここまで負けなし、初めての土をつけるのはどちらになるか。 

西武(6位)vs.ソフトバンク(3位) 

優勝の可能性がなくなった昨季王者の西武。CS進出には3連勝が必須条件となる。今季限りでの引退を表明した昨季MVPの緒方(なたでここ)は、第5節で2連戦を志願したソフトバンクのキャプテン加賀谷(ケーバック)との対戦となる。逆転でCS進出を果たし、緒方の有終の美を飾ることができるか注目だ。 

阪神(5位)vs.ヤクルト(3位) 

阪神は自力CSはないものの3連勝でCSが大きく近く。ヤクルトは2勝でCS進出が決まるこのカード、第1試合はリーグ首位打者の阪神・岸川(コタ)と打率3位、本塁打・打点のヤクルト高良(えぞひぐま)のマッチアップ。打ち合い必至の第1試合を制して、CS進出に弾みをつけられるのはどちらのチームになるか目が離せない。 

中日(4位)vs.巨人(1位) 

優勝へのマジック2を点灯させた首位巨人は前節3連勝で息を吹き返した中日との対戦。打撃3冠王も見えてきた舘野が第2試合で中日のエース脇(みぞれん)を打ち砕いた時、リーグ制覇に大きく近づくだろう。一方の中日は自力でのCS進出に向けて3連勝が絶対条件となる。ここまで未勝利の新井(みかん)に白星がつけばCSが近づきそうだ。 

DeNA(2位)vs.広島(6位) 

前節で3連敗、優勝の可能性が消滅した広島。CS進出にはもう1敗も許されない中で、先陣を切るのは伊勢家(泉川れい)。奇跡の逆転劇へ、伊勢家が弾みをつける1勝を挙げることができるか注目だ。対するはリーグ2連覇を狙える位置にいるDeNA。昨季在籍したソフトバンクでリーグ代表決定戦に導く白星を挙げた渡邉(tell)が第2試合に登場する。ここまで未勝利だが、今季もCS進出を決める白星を挙げられるか注目したい。