文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部大河チェアマン「アリーナ文化を日本に根付かせていく」本日、バスケットボール協会会長の三屋裕子とBリーグチェアマンの大河正明が北野神社に参拝し、新年の挨拶を行った。まだ3人制バスケ『3x3』の女子…

文=丸山素行 写真=バスケット・カウント編集部

大河チェアマン「アリーナ文化を日本に根付かせていく」

本日、バスケットボール協会会長の三屋裕子とBリーグチェアマンの大河正明が北野神社に参拝し、新年の挨拶を行った。

まだ3人制バスケ『3x3』の女子日本代表はオリンピック出場が確定してはいないが、三屋会長は「オリンピックは胸を張って全4カテゴリーでしっかりと上位を目指したい」と目標を語る。特に5人制の女子に関しては「メダルを射程圏にしっかりと収めていると思っているので、なるべく良い色のメダルが目標」と、大きな期待を寄せる。

また、昨年まではアジアの頂点を目指す戦いだったが、「男女ともにアジアのてっぺんはほとんど射程圏内に入っていると思う。その中で、そこからもう一歩進んだ世界でいかに日本のバスケットを出していけるのかが、今年からの戦い」と、世界を見据えている。

大河チェアマンはBリーグについて「令和のバスケットボールと言われる1年目にしたい」と強調。「21年ぶりに自力でワールドカップに出場できたものの、全敗という結果に終わりました。ここを踏み台にして、もう一段飛躍するのが今年だと思う。2020年がピークではないし、これをベースにリーグ戦が盛んに国内で行われ、国民的スポーツになることが一番大事です。バスケットで日本を元気にしたいと考えていますが、そんな年になると思います」

また、大河チェアマンはアリーナについても触れた。「アリーナ新設の話が起きています。アリーナが変わって、見て素晴らしいなと思えるようなバスケットボール界にしたいし、アリーナ文化を日本にしっかり根付かせていく。そういう元年にしたいと思います」