ジャパネット杯「春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権は5日、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプ…

 ジャパネット杯「春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権は5日、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。4日には男女計104の出場校が会場に集結、開会式のリハーサルなどが行われた。男子の駿台学園(東京第2)は伊藤吏玖(りく、3年)を中心に3大会ぶりの頂点を目指す。

 開幕に胸が高鳴る。駿台学園の伊藤が最後の春高へ、力を込めた。

 「どんな形でも勝たないと次につながらない。とにかく初戦にすべてをかける思いです」

 3年前に圧倒的な強さで高校3冠を達成。入れ替わりで入学した今の3年生は過去2年、春高は初戦で涙を飲んだ。“三度目の正直”へ、5日の佐賀学園との1回戦に狙いを定める。

 東京都代表として出場した昨秋の国体は京都府(東山)に決勝で1-3で敗れたが、準優勝。練習の感想などを書く日記をチーム内で共有し、会話だけではなく、文字からも仲間を理解できるよう工夫した。主将の伊藤を中心にコート内での連係プレーが向上して、自信を持って春高に乗り込んできた。

 「初戦を突破できたら、上までいける道が明確に見えてくると思います」。過去2年の悔しさをぶつけ、日本一達成で最後に笑う。 (石井文敏)

伊藤 吏玖(いとう・りく)

 2001(平成13)年11月14日生まれ、18歳。東京・調布市出身。調布市立第四中1年の時、バレーボールを始める。駿台学園高では春高で2年連続初戦敗退、昨年8月の男子U-19(19歳以下)世界選手権日本代表(6位)。ミドルブロッカー。197センチ、100キロ。最高到達点3メートル32。