ジャパネット杯「春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会が5日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポー…

 ジャパネット杯「春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会が5日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。闘志を燃やす新潟、長野、山梨の甲信越3県の代表は6校。新潟代表の男子・佐渡と女子・長岡商は初日の1回戦に出場する。各校の主将が大舞台に向けた決意を語った。

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 ■男子・佐渡・北村宏樹主将 持ち味のコンビプレー発揮

 夏のインターハイの県予選ではベスト8で終わり、悔しい思いをしました。その悔しさを晴らすために苦しい練習を乗り越え、気持ちを一つにして春高の県予選で優勝することができました。

 チームは春高に向けてモチベーションが上がってきています。お世話になった方々に恩返しをするため、春高の舞台で試合を見てくださる方を感動させられるプレーをするために、一生懸命練習しています。

 他のチームと比べてレシーブが劣ると遠征などで感じていたので、そこを強化してきました。全員が攻撃できるのが、自分たちのバレー。レシーブがきちんと返れば、自分たちの持ち味であるコンビプレーができ、十分戦えると思っています。

 佐渡は団結力があり、1、2年生らしく若々しいチーム。センターコートを目指して、自分たちのバレーをするだけですが、応援とプレッシャーを力に変えて、一つ上のレベルのプレーができるように頑張っていきたいです。

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 ■女子・長岡商・上田みどり主将 レシーブで粘って全員攻撃

 初戦の相手、秋田北はキャプテンを中心によくまとまっていて、パワーがあるチームです。分析した上で練習メニューを考えていますが、特にスパイクのレシーブ練習に力を入れてきました。何度か試合をしたことがあり、仲の良い選手もいますが、相手も勝ちたいと思っているはずなので割り切って勝負します。

 目標はベスト8。3年生は2回目の春高ですが、去年は2回戦で終わってしまったのでリベンジしたい。1、2年生は初めての春高ですから緊張は絶対すると思います。安心して思い切ってプレーできるように、3年生が声を掛けていきます。

 北信越大会などでは思うように勝てませんでした。身長が高いチームの対策ができていなかった反省から、全国で通用するようなチームをつくってきたつもりです。まずしっかりとレシーブをセッターに返して、全員で同時に動いて相手を惑わせ、早い攻撃で攻める。レシーブから粘って全員で攻撃する「長商バレー」をできたらいいなと思っています。

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 ■男子・松本国際・柳田歩輝主将 ジャンプサーブを徹底強化

 結果を出すことが求められているチーム。優勝しかありません。一丸となってそこを目指します。いい伝統を後輩たちに継承したい。

 インターハイで全国優勝できたのは、壬生裕之監督のおかげです。レシーブからコンビバレーにいい形で入れる練習方法など、アイデアを出していただいた。他チームにはない取り組みだと思っています。相手チームの分析もとても役に立ちました。

 春高では、選手みんなが練習の成果を発揮するだけではなく、実際に試合をしている自分たちが少しでも「自立」することが大切だと思っています。相手チームをどう攻撃したらいいのかを判断し、果敢に攻める。「自分たちがされたら嫌な攻撃」は何かを見極め、未然に防ぐ。こうした「自立」の部分がないと、勝てないと思います。

 ジャンプサーブとコンビバレーの速さがチームの持ち味で、これを強化する練習も徹底してきました。試合では、やってきたことしかできない。こうと信じるプレーをしていきます。

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 ■女子・東京都市大塩尻・狩野亜衣主将 コンビバレーの精度に磨き

 インターハイでは、県予選の準決勝で松商学園に敗れました。日本一を目指していたのに、全国の舞台に立てず悔しかった。それ以降、この敗戦から浮き彫りになった課題を克服するため、チーム全体で細かい見直しに取り組んできました。

 コンビバレーが生命線なので、その精度を磨き上げたんです。クイックや時間差などで攻撃のテンポに違いをつけたり、複数の選手が同時に攻撃を仕掛けるシンクロだったり、多彩に攻めていくことに自信が持てました。

 サーブレシーブの強化も図りました。セッターにきちんとボールを返せなければ、攻撃は単調になってしまう。サーブ練習では、コースの打ち分けやボールにかけるスピードなど、実際の試合を意識しました。

 春高に出場するチームの中でも、練習量はどこにも負けません。今までやってきたことを信じて、最高のプレーをしたい。「日本一になる」という気持ちをいつも胸に秘めて、練習に明け暮れてきました。必ず実現します。

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 ■男子・日本航空・上村琉乃介主将 モチベーション上げ8強へ

 昨年の春高の2回戦で雄物川(秋田)に1-2で敗れました。第3セットは14-13でリードしていたのに、10連続失点しました。相手のほうが1点をもぎ取るという気持ちが強かったと思います。

 私はセンターのクイック攻撃を主としてきましたが、今のチームでレフトになり、エドックポロ・ケナンや石原翔とともに幅広い攻撃を行っています。月岡裕二監督の指導の下、「サーブレシーブをきちんとセッターに返して、全員が誰でも打てるコンビバレーを展開する」「こちらがサーブのときは攻めたサーブをする」を重点に練習して来ました。

 春高の県予選では決勝で甲府工に第1セットを取られてしまいました。今のチームになってから公式戦でセットを取られたのは初めてでした。最初から自分たちの持ち味を出せなかったのが反省点です。春高ではそんなことがないよう、チームのモチベーションを高くして、平成25年以来のベスト8、そしてそれ以上を目指します。

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 ■女子・増穂商・小沢茉奈主将 学校の伝統に恥じぬ戦いを

 増穂商と市川、峡南が統合して今年4月に青洲高が誕生し、増穂商は今の1年生が卒業する令和4年春になくなります。ですから、今年の春高は3学年がそろう最後の大会になります。OGにはモントリオール五輪金メダルの池田(旧姓・矢野)広美さんがいますし、辻智之監督の奥さまの辻(旧姓・名取)知恵さんはアテネ五輪代表に選ばれています。その伝統に恥じない戦いをしたいと思います。

 昨年の県高校総体では日本航空を相手に苦戦しました。私とガレリアノ・フェルナンダのレフトを中心とした攻撃を読まれたのが原因でした。そこで、春高の県予選に向けて、ライトの上野まどかも含めて攻撃の幅を広げました。そのためにはレシーブの安定性が必要なので練習を重ねました。その結果、日本航空から2年ぶりに代表を奪うことができました。

 初戦の相手、富山第一(富山)は速い攻撃でコンビバレーを展開するので、ブロックや攻撃的なバレーで相手を崩したいと思っています。まずはベスト8が目標です。