<写真・観客に礼をする渡邊>

   12月20日、東京都国立代々木第一体育館にて、第88回全日本フィギュアスケート選手権大会の男子ショートプログラム(SP)が行われた。

 ブロック大会を勝ち抜いてきた、日本トップレベルの選手たちが集う今大会。上位24名が、フリースケーティング(FS)に進出できる。関学からは渡邊(商4)と櫛田(商2)が、第1グループに出場。渡邊は男子SPのトップバッターを務めた。最初の3回転サルコウにミスが出るも、得意のスケーティングと表現力で観客を魅了。2回転半で手をついてしまうなど、ジャンプにミスが見られた。それでも、スピン、ステップの全てでレベル4を取り、58.21で24位。3年連続となるFS進出を決めた。続いて櫛田の演技が始まった。真っ赤な衣装を着て、昨シーズンと同じ『ハヌマン』の曲を使用。冒頭のトリプルアクセルを決めると、次の3回転+3回転も成功させた。だが、演技後半のステップで膝をつくなどのミス。それでも集中を切らすことなく、最後まで演じ切った。手で顔を覆い、悔しさを滲ませるも、58.66で23位。櫛田も、FS進出を決めた。

 男子FSは22日に行われる。

試合後のコメント

24位でFS進出を決めた渡邊純也「一瞬で終わったという感じで、楽しく滑れた。先生には練習やってきたことを信じてやろうねと言われて送り出してもらった。一番滑走は得意な方で、全日本で一番に滑れるとポジティブに考えて挑めていたと思う。FSでは、お客さんを泣かせられるような演技をしたい」

23位でFS進出を決めた櫛田一樹「めちゃくちゃ悔しい。緊張はそんなになかったけれど、最後の最後にミスが続いてしまった。出だしは好調だっただけに、失敗したことが悔しい。最初のジャンプを成功させて、少しほっとしてしまったのかなと思う。フリーでは、しょうもないミスをしないように、しっかりと練り直して調整していく」