東洋大学少年少女野球教室12月8日(日)東洋大学川越キャンパスHグラウンド終始和やかな空気でイベントを終えたスローイングの指導に加わった仁田NPBより参加した石井アカデミーコーチ(埼玉西武) 冬の風が吹く中行われた東洋大学少年・少女野球教室…

東洋大学少年少女野球教室

12月8日(日)

東洋大学川越キャンパスHグラウンド


終始和やかな空気でイベントを終えた


スローイングの指導に加わった仁田


NPBより参加した石井アカデミーコーチ(埼玉西武)


 冬の風が吹く中行われた東洋大学少年・少女野球教室。地域の野球少年少女53名が参加し、大盛り上がりの中でイベントは終了した。


 9時半に埼玉西武の石井アカデミーコーチの挨拶から始まると、序盤は2チームに分かれて打つコースと投げるコースで取り組んだ。一際笑顔が目立ったのは仁田(営2=帝京)。185㌢の長身右腕はしっかりと児童の目線に合わせ丁寧に教える姿と優しい声掛けで、明るい雰囲気を演出した。一方、別チームに参加した小林克(法2=常総学院)、岡崎(営2=帝京)は打撃指導にあたったが「ナイスバッティング!」と元気に盛り立てた。


 イベント後半には試合形式を実施。通常の野球ではなく、打った直後にしっかりとかごにバットをいれると1点、さらにそれぞれのベースを踏むと1点が入り最大5点が入るルールで実施された。序盤の練習と同じく2面で行われた試合で、奮闘した児童たちの笑顔に参加した選手陣もほおが緩んだ様子。捕手役を務めた小坂井(法1=桐生第一)だったが、数回エラーが出ると同僚から笑われる姿も。「軽いボールだから風で…」と言わんばかりのジェスチャーでひと笑いを取った。


 閉会式で石井アカデミーコーチからあった「今後出てくる選手だからみんな顔を覚えていくんだよ」の言葉通り、ここから神宮に羽ばたけるか。一冬を超えた姿に期待すると共に、この日のイベントに参加した児童から将来TOYOのユニフォームに袖を通す選手が出ることが今から楽しみだ。


■コメント

・岡崎(営2=帝京)

こういうイベントに参加するのは2回目ですね。前回は自分の地元だったので。両方とも出て感じたのは本当に小さい子って元気だなぁって。自分にもあったんですかね(笑)?初心に戻るという意味ではいい機会でした。来年は自分にとって勝負のシーズン。怪我に今年は泣いたので、これからしっかりと身体を作ってまずはオープン戦でアピールをしていきたい。


参加者・女子(8才)

野球はやったことなかったので緊張しました。でもお兄さんたちが優しく教えてくれたので、とても楽しかったです。ボールをプレゼントしてもらったので、今度はキャッチボールをやってみようと思いました。次はお兄さんたちが試合で活躍するところを見たいです。


TEXT=須之内海 PHOTO=谷口遥菜、須之内海