”最後の1秒まで”このフレーズは、FC東京のクラブ公式Webサイトなどで拡散中の合言葉である。指揮官を務める長谷川健太の…
”最後の1秒まで”
このフレーズは、FC東京のクラブ公式Webサイトなどで拡散中の合言葉である。
指揮官を務める長谷川健太の言葉、そしてFC東京クラブコミュニケーターを担う石川直宏の想いに続いて、クラブマスコットのドロンパも熱いハートを燃やしていた。
クラブ初の快挙に向け29日、FC東京クラブ公式SNSは応援メッセージで彩られる。全ては、明日30日のため。ホーム味スタで迎えるJ1第33節/浦和戦に心を向けて。
J1も残り2節、2位FC東京の勝ち点63という功績に注目したい。
前節、湘南を相手に硬さが出て苦しんだものの、土壇場でドローに持ち込んだ底力は侮れない。次節、ホーム味スタに浦和を迎え撃つ大一番を前に森重真人は、前日動画で平常心を語っている。
『最後に大きな壁が来るなと感じている。それを乗り越えるからこそ、FC東京の歴史が大きく変わっていくんだろうなと思う』
戦いの準備は整った。今季のFC東京の躍進には、戦術やチーム力だけではない、クラブの変化と成長があったと記憶する。ピッチ上の選手だけでなく、クラブと地域が一丸となって、ファン・サポーターとともにシーズンを戦い積み上げた勝ち点63。
残り2節、優勝の可能性を残すクラブが絞られた。
第31節を終えた時点で優勝の可能性を残すのは、4クラブ。
首位を走る横浜F・マリノス(勝ち点64/得失点差24)、2位FC東京(勝ち点63/得失点差20)、3位鹿島アントラーズ(勝ち点60/得失点差25)、4位川崎フロンターレ(勝ち点57/得失点差25)となっている。
5位セレッソ大阪(勝ち点53/得失点差11)に優勝の可能性が消滅しているのは、最終節にFC東京と横浜F.マリノスが直接対決を残しているため。しかし、セレッソは、ACL出場権の望みを繋ぐ。セレッソと同じくACL出場権を狙うのは、6位サンフレッチェ広島(勝ち点52/得失点差16)。当然のことながら、セレッソ・広島の2クラブの勝利は必須条件だ。
12月7日(土)の最終節を待たずに明日30日、日本のプロサッカーリーグで何かが変わるかもしれない。
ピッチで笛がなる”最後の1秒まで”走り続けたフットボーラーたちに、そして”最後の1秒まで”一緒に戦ったファン・サポーターだけが味わえる、歓喜の瞬間がやってくる。
J1第33節は、11月30日(土)14時一斉キックオフ。サッカーの神は、”最後の1秒まで”シャーレを掲げるクラブを選んでいるはずだ。
文/スポーツブル編集部
