『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第12回●ヘッドアップで目標物を確認しながら泳ぐ(第11回はこちら>>)

 傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、来年5月に開催されるホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第12回は、目標物を確認しながら泳ぐ方法について学びます。



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●頭を上げすぎずに前方を確認し、息継ぎにつなげる

中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)前回に続いて海でのレッスンです。今回は目標物を確認しながら泳ぐ、ヘッドアップの方法を学びましょう。

傳谷英里香(以下:傳谷)よろしくお願いします!

中島コーチ ほとんどのトライアスロンのレースでは、スイムが行なわれる海や湖などにいくつかブイが設置されています。それが、プールにあるコースロープの代わりになり、折り返しの目印にもなります。ブイに沿ってまっすぐ進み、効率よく最短距離を泳ぐためには、泳いでいる最中に頭を上げてブイを確認することが重要なんです。

傳谷 頭を上げると、それだけ水の抵抗を受けてしまうんじゃないですか?

中島コーチ そうですね。プールでの練習時にも説明しましたが、頭を上げすぎると腰や足が下がってしまい、抵抗が大きくなります。それがなるべく小さくなるような確認の仕方を、これから説明していきます。

海に入る前に、まずは陸上で動きを確認しましょう。通常のクロールの動きで手を前に出した時、息継ぎをする前のタイミングで顔を上げ、前方を見ます。この時に体も一緒に上げてしまわないよう、目だけを水面から出すよう意識してください。目標物を確認できたら、そのまま息継ぎにつなげましょう。

傳谷 すごくタイミングが難しいですね。

中島コーチ 慣れるまでは、何度か一連の動きを陸上で行なうといいですね。そうしてヘッドアップがスムーズにできるようになったら、実際に海で泳いでみましょう。私が少し離れたところに立つので、私の姿を確認しながらまっすぐ進んでみてください。

傳谷 わかりました!(海に入り、ヘッドアップしながら数メートル泳ぐ)

中島コーチ ヘッドアップをしながら泳いでみて、うまくできた手ごたえはありましたか?

傳谷 あまり体力を使わずに目標物を確認しながら、息継ぎができるようになったと思います。ヘッドアップを教えてもらう前は、すごくエネルギーを消費していたんだな、と実感しました。

中島コーチ とくに最後のほうはうまくできていましたよ。ヘッドアップをした時に、波やほかの泳者によってブイが確認できない場合もあると思いますが、そこで頭を大きく上げてしまうと体が沈んでしまいます。なので、見えなかった時は諦めて次のヘッドアップで前を確認しましょう。波で体が持ち上がったタイミングでヘッドアップするのもいいですね。

傳谷 焦って無理に頭を上げないようにすることも大切なんですね。もっと動きに慣れて効率よく泳げるように、練習を重ねていきたいと思います!
(第13回につづく)

■プロフィール 傳谷英里香(でんや・えりか)
1995年11月2日生まれ、千葉県出身。2012年から2018年9月まで、アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」のリーダーとして活動。女優を中心として、テレビや雑誌など活躍の場を広げている。■公式Instagram ■公式Twitter

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衣装・用具協力/ミズノ